2026 年 5月 8日 (金)
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韓国・光州で女子高生殺害、遺影の前で両親号泣「救急隊員が夢だった」

6日午前、光州広域市光山区の襲撃現場(c)news1

韓国・光州で高校生2人が刃物で襲われ、女子高校生1人が死亡、男子高校生1人が重傷を負った事件で、警察は6日、殺人などの疑いで20代の男の拘束令状を請求した。

光州光山警察署によると、男は5日午前0時11分ごろ、光州広域市光山区月渓洞の大学近くの路上で、面識のない女子高校生(18)を刃物で刺して死亡させた疑いが持たれている。女子高校生の悲鳴を聞いて助けに入った男子高校生(18)にも刃物を振るい、重傷を負わせたとされる。

警察の調べに対し、男は「生きているのが面白くなく、自殺を考えていたところ、衝動的に犯行に及んだ」という趣旨の供述をしている。被害者2人とは面識がなかったと確認されており、警察は当初、無差別に襲撃した可能性があるとみていた。

一方で、男が犯行後に無人のクリーニング店に立ち寄っていたことや、捨てた凶器が6日午前に光山区内で見つかったことなどから、警察は計画的犯行の可能性も視野に捜査している。男は凶器について、過去に自殺を考えて事前に購入していたものだと説明しているが、警察は供述の信ぴょう性を慎重に調べている。

事件現場には6日午後、女子高校生を悼む白い菊の花が相次いで手向けられた。近くの学校関係者や会社員、同年代の若者らが訪れ、直接の知人でなくても「他人事とは思えない」と悲しみを口にした。

近隣の学校で普段から生徒の登下校を見守っていた85歳の男性は、「この道は夜になると本当に暗い。交通費を節約しようと歩いて通う子どもも多い。子どもたちを守ろうと気を配っていたのに、こんなことが起きて本当に悲しい」と話した。

光山区内の葬儀場では、女子高校生の遺族や友人らが深い悲しみに包まれた。父親は遺影の前で「娘が生きて帰ってきてほしい」「どうしてあんなに優しい子を」と泣き崩れ、母親も「うちの娘をどうすればいいの」と声を上げた。

周囲の人によると、女子高校生は普段から優しく誠実な性格で、将来は救急救命士や救急隊員になることを夢見ていたという。事件当日はスタディーカフェで友人と勉強した後、帰宅途中にバスがなくなったため、自宅まで歩いていて被害に遭ったとみられている。

(c)news1

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