2026 年 3月 19日 (木)
ホーム経済流通国産バナナや柑橘が店頭へ…韓国・熱帯果実の販売拡大

国産バナナや柑橘が店頭へ…韓国・熱帯果実の販売拡大

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韓国で国産の熱帯・亜熱帯果実の販売が本格化している。全羅南道新安産のバナナや済州産グレープフルーツ、レモンが大型スーパーで販売され、注目を集めている。

ロッテマートは、これら3種類の果実を販売開始した。新安産バナナは無農薬認証を受け、輸入品のように早期収穫せず、木の上で十分に熟してから収穫するのが特徴。果肉が厚く甘みが強いとされるが、流通時の損傷防止のため緑色の状態で販売され、常温で2〜3日追熟させて食べる。

済州産グレープフルーツは植樹から3年で初収穫され、国内大型スーパーの実店舗で販売されるのは初めて。レモンはGAP認証を取得し、皮ごと使える安全性を強みとしている。

こうした動きの背景には、気候の亜熱帯化による栽培環境の変化がある。農村振興庁によると、亜熱帯果樹の栽培面積は2023年の1086ヘクタールから2024年には約1199ヘクタールへと約10%増加した。

主な品目にはバナナや柑橘類のほか、アボカドやパイナップルなども含まれ、最大の産地は全羅南道が占めている。

ロッテマートは、品質重視の需要拡大を背景に国産果実の市場性を見込み、少量パックで販売を進める方針だ。今後はスマート農業を活用し、旬より早い果物の供給も強化する予定で、春に出荷するハウスイチジクの予約販売も計画している。

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