
韓国の大韓造船が16日、オセアニア地域の船会社と、約1300億ウォン(約138億7100万円)規模のスエズマックス級原油運搬船1隻の建造契約を締結した。引き渡しは2029年10月の予定。
スエズマックス級は、原油などを満載した状態でスエズ運河を通過できる最大サイズのタンカーを指す。
メガ・ニュース(MEGA News)のリュ・ウンジュ記者の取材によると、1月と2月だけで計8隻を確保した大韓造船は、3月にも追加受注に成功し、年初からの受注の勢いを維持している。今回の契約を含め、2026年はわずか3カ月で合計9隻の受注実績を記録し、第1四半期が終わる前に受注目標の82%を突破した。
会社側によると、今回の契約は2026年に入って最も高い船価水準で締結された。最近はイランを巡る中東地域の緊張を背景に原油輸送ルートの迂回が増え、輸送距離が伸びていることに加え、長距離運航に適したスエズマックス級タンカーの需要が高まっているためだ。
今回の船舶を発注した船会社は、2023年から大韓造船との取引を続けている。
大韓造船の関係者は「既存顧客が毎年再び発注してくれることは、大韓造船の建造能力とプレミアム価値が市場に認められている証拠だ」としたうえで、「最近の中東発の物流環境の変化により、高効率のスエズマックス級船舶に対する需要は増加すると見込まれ、2026年の受注目標の早期達成は確実視される」と述べた。
(c)KOREA WAVE