2026 年 3月 18日 (水)
ホームライフスタイルチキン味ポテトチップスも登場…韓国食品業界で「異色コラボ」拡大

チキン味ポテトチップスも登場…韓国食品業界で「異色コラボ」拡大

ソウル市内の大型スーパーに並ぶ菓子商品(c)news1

物価高と景気低迷で外食消費が減る中、韓国の食品業界ではブランドの枠を越えた「異色コラボ商品」が増えている。既に認知度のある味を再解釈し、新規顧客の獲得と開発コスト抑制を狙う戦略とみられる。

代表例が農心とキョチョンチキンの協業だ。農心は23日、「ポテトチップス・キョチョン醤油チキン味」を発売する予定で、醤油ベースの甘辛いソースとニンニクの風味をスナックで再現した。人気外食メニューの味を菓子に取り入れるシリーズの一つで、これまでにもトッポッキやピザ味の商品を発売している。

キョチョンチキンも2025年、ドーナツブランド「ノーティッド」と共同でチュロスメニューを発売した。チキンと一緒に注文できるサイドメニューとして、チーズ風味の商品を展開している。

食品会社とカフェブランドの協業も増えている。ロッテウェルフードは抹茶メニューで知られるカフェ「チョンスダン」と共同で、「ビンツ」「アーモンドボール」「ペペロ」の抹茶味限定商品を発売した。中でも「ビンツ抹茶味」は発売約1カ月で約200万個を売り上げ、その後正式商品として販売される人気となった。

さらにアイスクリーム「パンパレ」のチョコ牛乳味をスナック化した商品や、「ロッテサンド」にミルクシェイクアイス「ソルレイム」の味を組み合わせた商品も登場し、コンビニ「イーマート24」で限定販売された。

こうしたコラボは双方の顧客層を共有できる利点がある。消費者がスナックで味を知り、実際の外食ブランドの利用につながる可能性もあるほか、意外な組み合わせはSNSで話題になりやすい。

食品業界では原材料価格の上昇などで研究開発投資が難しい状況が続く。既に認知された味を活用することで新商品の失敗リスクを抑えられる点も、コラボ商品が増える背景とされる。

(c)news1

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