2026 年 4月 25日 (土)

年間アーカイブ 2025

「車いすだから追いかけられない」…韓国「携帯借りるふり」現金奪った「卑劣な」10代逮捕

韓国大田市(テジョンシ)で電動車いすに乗った女性から現金を奪ったとして、16歳と17歳の少年2人が逮捕され、特殊窃盗容疑で大田家裁の少年部へ送致された。 大田大徳(デドク)警察署によると、少年たちは5月、同市のコンビニで被害者に「携帯のバッテリーが切れた」と言って携帯電話を借り、携帯ケースに入っていた現金37万ウォン(約3万9000円)を抜き取って逃げた。 警察は付近の防犯カメラ映像などを通じて容疑者を特定し、検挙した。 取り調べで少年たちは「金がほしくて盗んだ。被害者が車いすに乗っていたので追いかけられないと思った」と供述した。 捜査の結果、少年たちは今回の現場周辺で、同様の窃盗を複数回繰り返していたことが判明。警察は余罪を追及している。 (c)MONEYTODAY

韓江さんノーベル文学賞から1年…世界文壇の「中心」に躍り出たK-文学

韓国人として初めて、またアジア女性としても初めてノーベル文学賞を受賞した作家ハン・ガン(韓江)さんの快挙から1年。彼女の受賞は一作家の栄誉にとどまらず、韓国文学(K-文学)が世界文壇の「周縁」から「中心」へと躍り出る転機となった。 ハン・ガンさんがスウェーデン・ストックホルムの舞台で「ゆっくりと現実感と感動が押し寄せた」と語ったその瞬間、世界文学の地図が静かに塗り替えられ始めた。 韓国文学翻訳院によると、翻訳支援を受けた韓国文学作品の海外販売部数は2024年に約120万部を記録し、前年(52万部)比で130%以上増加した。2020〜2024年の5年間で、40言語圏に942作品が刊行され、累計販売は約268万部に達した(2019〜2023年は834作品・約195万部)。 とりわけハン・ガンさんの受賞以降、世界大手出版社ペンギン・ランダムハウスやアシェット(Hachette)などが韓国文学への投資を拡大。北米と欧州を中心に韓国文学の読者層が広がった。翻訳院関係者は「韓江のノーベル賞は韓国文学の世界的拡散を決定づけた」と分析する。 ハン・ガンさんの著作は翻訳院支援により28言語・77作品が出版され、2024年だけで31万部以上を売り上げた。過去作も再評価され、2023年3万部だった販売数が翌年には15万部へと急増。スペインなどでは「ノーベル賞作家」名義での再刊や装丁リニューアルが相次いだ。 スペイン・マラガ大学のアントニオ・ドメネク教授は「韓国現代文学は翻訳と国際文学賞受賞を通じて急速に存在感を高めている。Kカルチャーと相乗し、拡散の速度はさらに速まっている」と指摘した。 ハン・ガンさんの受賞は沈滞していた韓国出版業界にも新たな息吹を吹き込んだ。受賞直後、主要作品が全国の書店で完売し、大型書店と町の本屋のベストセラーを席巻。出版社は50万部を緊急増刷し、発売から6日で累計100万部を突破した。 大韓出版文化協会によれば、2024年の出版企業総売り上げは4兆8911億ウォンで前年より微減したものの、営業利益は36.4%増の1468億ウォンを記録。文学トンネ、創批(チャンビ)など文学専門出版社は売り上げ・利益ともに二桁成長を達成した。 単行本部門の売り上げは4.3%増(4653億ウォン)、営業利益は倍増。ウェブトゥーン・ウェブ小説分野も22.1%伸び、主要書店5社の合算売り上げは2兆2524億ウォンに達し赤字から黒字へ転換した。 出版協会関係者は「ハン・ガンさんの受賞が出版不況の中で読者を再び本に向かわせた。単なる一時的ブームを超え、文学への関心を再び喚起した」と語る。 (c)NEWSIS

ソウルの文化遺産火災、原因は「不明」…防犯カメラ作動せず・スプリンクラーなく延焼

ソウル市城北区の文化遺産「成北洞別墅(ソンブクドン・ビョルソ)」内の木造建築「松石亭(ソンソクジョン)」で6月30日に発生した火災の原因が、ついに「不明」と結論づけられた。消防と警察が合同で調査したものの、建物の崩壊や現場の損壊により火災の発火源を特定できなかった。 現場調査報告書によると、消火の過程で重機が投入され屋根の一部が撤去された結果、建物の3分の1以上が崩壊し、現場保存が不可能な状態となった。報告書には「証拠物と現場の保存が損なわれ、不可抗力により火災原因の調査は不可能」と明記されている。 調査では、松石亭内部に自動消火設備が設置されていなかったこと、さらに周辺の防犯カメラが作動していなかったことが確認された。文化遺産としての防火体制が極めて不十分だったと指摘されている。 調査団は不注意による失火、故意による放火、電気的要因などあらゆる可能性を検討したが、決定的な証拠は得られなかった。城北区庁に道路沿いの防犯カメラ映像の提供を求めたが、通信網が未接続で映像の確認は不可能だった。 また、火災当時現場にいた清掃管理人は「喫煙しない」と証言しており、たばこの火による失火の可能性も排除された。屋根解体時に発火室が崩壊していたため、吸い殻などの痕跡も確認できなかった。 電気的要因も明確ではなかった。発火源とみられる倉庫内の家電製品の配線から短絡痕が見つかったが、これが出火原因の「第一次短絡痕」と断定するには至らなかった。倉庫ではリチウムイオン電池やエアコン、テレビなどが全焼しており、電源状態を確認できなかったため、これも火元とは言い切れなかった。 消防当局は約4時間で鎮火させたが、松石亭は半焼し、家具や調度品の約6割が焼失、被害額は約1億5900万ウォンに上った。火の勢いが早かったのは、建物が韓屋構造の木造建築で、火災感知器やスプリンクラーといった基本的な消火設備すら備わっていなかったためだ。 報告書によると、松石亭は木材や韓紙、土壁など可燃性の高い素材で仕上げられていた。内部には火災感知器やスプリンクラーがなく、手動式消火器のみが設置されていた。周辺の消火施設も電源が接続されておらず、作動しなかった。 文化財の場合、スプリンクラー設置などに伴う構造の損傷を懸念して設備導入が難しいのは事実だ。しかし、専門家は「最低限の防火対策は不可欠」と強調する。 (c)news1

「BLACKPINKのジェニーが愛用」Sandy Liangも韓国来訪…世界的デザイナーが続々「聖水熱風」

ソウル・聖水洞が韓国を代表するファッションの新拠点として国際的に注目を集めている。世界的デザイナーや有名ブランドが次々とこの地を訪れ、「K-ファッションの聖地」としての存在感を強めている。 韓流人気グループ「BLACKPINK(ブラックピンク)」のジェニーや「Red Velvet(レッド・ベルベット)」など韓国セレブが愛用し、「バレエコア」トレンドを代表するブランド「Sandy Liang」も聖水洞に上陸する。10月17日から26日まで、無印良品の系列ではなく韓国大手ファッションEC企業「ムシンサ(MUSINSA)」が運営するオフラインセレクトショップ「ムシンサ・エンプティ聖水」で、Sandy Liang2025年秋冬(FW)コレクションのポップアップストアが開催される。 ニューヨークを拠点とするSandy Liangは、パーソンズ美術大学出身のデザイナー、Sandy Liangが2014年に立ち上げたブランド。リボンやフリルをあしらったロマンティックなディテールで人気を集め、K-POPアイドルを中心に韓国内でも高い知名度を持つ。 今回のポップアップは、幼少期の玩具から着想を得た「トイザらス」コンセプトで構成され、Sandy Liangならではのノスタルジックで夢想的な世界観を再現。最新コレクションをオフラインで体験できる国内唯一の機会となる。特に初日にはデザイナー本人が来韓し、現地のファンと交流する。 ムシンサ・エンプティ聖水は、グローバルブランドの新作やコラボ商品をいち早く公開する韓国唯一のプラットフォームとして定着しており、海外観光客の集客力も抜群だ。韓国観光公社のデータによると、2025年上半期に聖水洞を訪れた外国人は前年同期比44%増。9月時点で「ムシンサ・エンプティ聖水」の総取引額のうち外国人比率は58%に達している。 このため聖水洞は今や「グローバル・ファッション・ハブ」として脚光を浴び、アジア市場に進出するブランドの最優先候補地として注目されている。 (c)news1

韓国・任実チーズ祭り、観光客殺到で大混乱…交通麻痺と商品売り切れ続出

韓国全羅北道任実郡で2025年の「任実Nチーズ祭り」が開催され、チーズテーマパーク周辺で10月8日から5日間にわたる祭典が地域を活性化させた。ただ、初日から全国各地から過去最多級の人出と車両が押し寄せ、会場周辺は大混乱となった。 任実郡によると、開幕初日から車と人で会場周辺は終日大混雑し、通行すら困難な状況に陥った。これまでの開幕日と比べて、来場者数は2倍以上にのぼったという。その影響で、チーズ製品、ピザ、郷土料理館、韓牛特産館、農特産品売り場などの売り上げが昨年の2倍以上に急増。一部店舗では製品や食材が早々に売り切れる事態も発生した。 任実郡内の主要道路は事実上、駐車場と化した。全州市から任実方面に向かう道路や、任実IC、オスICなど祭り会場に通じる道路が激しく渋滞し、深刻な駐車難とシャトルバスの遅延により、多くの観光客が不便を強いられた。 任実郡は毎年50万人以上が訪れる大型イベントであることを踏まえ、事前に交通対策を講じていたが、予想を大きく上回る来場者によって対応に苦慮している状況だ。 このため、郡は開幕翌日から緊急交通対応体制に切り替え、従来の交通対策を大幅に修正した。会場周辺に追加駐車場を確保し、シャトルバスの増便と専用レーンの設置、任実警察署との交通協力体制の強化など、緊急措置を講じている。 8日朝には、任実郡のシム・ミン郡守が関連部局を集めて緊急対策会議を開き、「今後も多くの来場者が予想されるため、観光客の不便を最小限に抑えるよう、関係部門は積極的に対応してほしい。チーズ製品や各種食材、ピザなど、来場者が楽しめる食や娯楽にも一層気を配ってほしい」と指示した。 (c)news1

「3週間、水とコーヒーだけ」…韓流俳優、役づくりで懸命の「体重コントロール」

韓国の俳優たちが作品のキャラクターに合わせて外見まで変身する姿が話題を呼んでいる。特に体重の増減を通して人物の心理や人生の変化を表現する手法は、作品への没入感を高め、観客の関心を集めている。最近ではNetflixドラマ「ウンジュンとサンヨン」、ディズニープラスドラマ「ファイン」、映画「ボス」などで俳優たちの極端な体形変化の舞台裏が明かされ注目を浴びた。 Netflixのドラマ「ウンジュンとサンヨン」でチョン・サンヨン役を演じたパク・ジヒョンは、20代から40代までの時間の流れを自然に描き出した。とりわけ、病に倒れ余命宣告を受けた人物の外見的変化をリアルに表現するため、短期間で体を絞ったという。 パク・ジヒョンは「正確に体重を測ったわけではないが、サンヨンの家庭が傾き、貧しくなる20代は痩せて見せたかった。30代では余裕と年齢を感じさせるため少し体重を増やした」と話した。 さらに闘病シーンでは「2〜3週間ほど水とアメリカーノだけを飲んだ。体は痩せるのに顔がむくんで、まさにこれだと思った。撮影直前にたくさん泣いて目を腫らしたまま撮影に臨んだ」と明かした。 同作でウンジュン役を演じたキム・ゴウンも、年代ごとに体形を変えながら演技した。20代の大学生時代には6キロ増量し、30代・40代のシーンではそれぞれ3キロずつ減量。「撮影は時系列順に進んだので感情の流れをつかみやすかった。20代は新入生らしい未熟さを、30代では仕事で活躍するエネルギッシュな姿を表現した」と語った。 ディズニープラスのドラマ「ファイン」に主演したヤン・セジョンは、1970年代を舞台にした役柄に合わせて体重を6〜7キロ増やした。「かっこよく見せようという気持ちはなかった」と語り、先行作とは正反対の姿を見せた。制作発表会での写真が話題になった際には「当時、足首を骨折して運動ができず太ってしまった。あの写真を見ると今でも残念に思う」と笑った。 一方、秋夕連休の劇場で興行1位となっていた映画「ボス」と、同時期にNetflixで公開された「カマキリ」で主演した俳優チョ・ウジンも、約20キロに及ぶ体重変化を見せた。 チョ・ウジンは「『ボス』では明るくコミカルに、『カマキリ』では重くシリアスに見せたかった。物理的な体重差が大きかった。『カマキリ』の時は82キロ、『ボス』の時は59キロだった。今は72キロほど。スタッフが『もう少し顔を細くした方がいい』『筋肉をつけた方がいい』など意見をくれるので、できる限り反映している」。俳優としてのプロ意識をのぞかせた。 (c)news1

エストニアが突きつけた問い…韓国・気候エネルギー環境省、真の試練の時 [韓国記者コラム]

エストニアは小国である。国土面積は韓国慶尚道よりやや大きく、人口は光州より少ない。しかし、その小ささゆえに国家運営は柔軟で機動的だ。気候変動への対応政策も例外ではなかった。 エストニア政府は「気候省」を新設し、エネルギー・交通・環境政策を一体化させた。風力、水素、スマートグリッドなどを総合的に推進し、技術と制度を融合させ、市民参加とデータの透明性を基盤に、国家全体がまるで「気候実験室」のように機能している。ロシアのウクライナ侵攻の影響で再生エネルギー100%目標の達成は一時中断を余儀なくされたが、「エネルギー転換」の流れ自体は維持されている。 現地で見たエストニアの取り組みは、単なる新技術導入にとどまらない。ティーズ・バレー地域では風力と太陽光を組み合わせたハイブリッド電力網が稼働しており、タリン工科大学では韓国の浦項工科大学(POSTECH)や韓国科学技術院(KAIST)にも似た研究環境のもと、スタートアップと政府が協働して水素技術の実証研究を進め、「気候ユニコーン企業」を育てている。 ただ、表面的な制度をまねるだけでは不十分だ。エストニアをはじめ北欧諸国は、地理的条件や資源の余裕という強みを持つ。旧ソ連時代に天然ガスを安定供給されてきたエストニアや、化石燃料を輸出してきたノルウェー・デンマークなどとは、資源を持たない韓国の立地条件は大きく異なる。 北欧諸国が豊富な資源と広大な土地を背景に実験を重ねてきたのに対し、韓国は狭い国土、高い産業需要、不利な地理的条件という三重苦を抱える。それでも、北欧諸国の一部は最終的に再生エネルギー100%の理想を掲げつつも、小型モジュール原子炉(SMR)などの原子力利用を併用する選択をした。理想と現実のギャップを認め、安定供給との両立を模索した結果だ。 韓国もまた、再生エネルギーの拡大を主軸としながらも、他のエネルギー源の可能性を閉ざさない柔軟な政策が求められる。もちろん、原子力発電だけが答えではない。 キム・ソンファン(金星煥)気候エネルギー環境相が率いる「気候エネルギー環境省」発足は、あくまで出発点にすぎない。エストニアが示したのは「小国の成功談」ではなく、「実験と制度をどう結びつけるか」というプロセスだった。政策の連続性、データと市場の開放、研究支援の仕組みが伴わなければ、イ・ジェミョン(李在明)政権による「環境省拡大実験」は、単なる大統領公約の実現に終わりかねない。 韓国の新設「気候エネルギー環境省」が真に機能するかどうか――その試練の時が、いま始まっている。【news1 ファン・ドクヒョン気候環境専門記者】 (c)news1

韓国・過去5年間で児童虐待による死亡207件…加害者の83%が実親

韓国で児童虐待による悲劇的な死が依然として続いている。保健福祉省の統計によれば、2020年から2024年までの5年間に207人の子どもが虐待の末に命を落とした。そのうち83%にあたる加害者は実の父母だった。 2020年10月、養父母の虐待によって生後16カ月で死亡した女児の事件は韓国社会に衝撃を与えた。それを契機に児童虐待防止制度が整備されたものの、今も毎年40人前後の子どもが虐待死している。 2023年10月には、生後400日を過ぎた男児が、実母とその知人による暴行で死亡した。判決文によると、男児の身体全体には打撲や傷跡が残されていた。母親は夜泣きを理由に顔や太ももを殴打し、木製の靴べらが折れるほどの暴行を加えた。母親は知人の暴力を止めることなく、「子どもの気をくじいてやる」と言って繰り返し殴打させたという。 保健福祉省が発行した「児童虐待主要統計」によれば、児童虐待による死亡件数は2020年の43件から翌年40件に減少したが、2022年には50件に再び増加。2024年には30件まで減少したものの、深刻な状況が続いている。 死亡した児童のうち、1歳未満が77人(37.2%)と最も多く、次いで1歳、3歳、8歳がそれぞれ17人(8.2%)だった。乳児の割合が高いのは、身体的に弱く、虐待による被害が致命的となるためとみられる。出生直後に遺棄・放置されて死亡した事例も児童虐待による殺人として分類されている。 2024年5月には、即席出会いで関係を持った男性の子を妊娠し、出産後に放置して死亡させた女性が児童虐待特別法違反(児童虐待致死)で懲役6年の実刑判決を受けた。 虐待の形態を見ると、身体的虐待が124件で最多、次いで放任が多かった。身体・情緒的虐待が同時に発生した事例は14件、身体的虐待と放任が重なったケースは13件、三つが重なったケースも10件に上った。 加害者は254人で、このうち実の父母が196人(77.2%)、全体の83.1%が親によるものだった。特に実母の比率が49.6%と最も高く、家庭内で起こる虐待の深刻さを浮き彫りにしている。 一方、女児虐待事件以降、社会の関心が高まり、児童虐待通報(112番)は急増した。2020年の1万6149件から2021年には2万6048件へと61%増加し、2024年には2万9735件に達した。警察による検挙件数も2020年の5551件から2023年に1万3015件と倍増している。 (c)news1

映画「No Other Choice」に登場したSpringbank15年…ウイスキー愛好家の韓国著名監督がこだわり

韓国の映画監督パク・チャヌク氏の最新作「No Other Choice」が秋夕連休を前に公開された。熱心なウイスキー愛好家として知られるパク監督らしく、今回の作品にも名門ウイスキーが登場し、ファンやウイスキー通の注目を集めている。 映画業界によると、劇中に登場するのはスコットランド・キャンベルタウン産のシングルモルト「Springbank15年」。物語では、主人公ユ・マンス(イ・ビョンホン)が標的チェ・ソンチュル(パク・ヒスン)のもとを訪れる際、ウイスキー2本を手土産にするが、その一本がこのSpringbankだ。 公開後、オンライン上では「Springbankを一気に飲むなんて、思わず“ひと口だけ”と叫びたくなった」など、ウイスキー愛好家たちの反応が相次いだ。 Springbank15年はシェリー樽熟成による甘みと、穏やかなピート香が織りなす複雑で重厚な味わいが特徴。世界的な人気を誇る一方、生産量が限られており、韓国内では40万〜50万ウォン台中盤で取引される“入手困難な一本”として知られている。 (c)news1

韓国・ベーグルが3年で44%値上がり…「パンフレーション」消費者も自営業者も悲鳴

韓国でパン価格のインフレ、いわゆる「パンフレーション」が現実のものとなっている。中でもベーグルは過去3年間で価格が約44%も上昇し、ソルトブレッドやサンドイッチも30%以上値上がりするなど、庶民の朝食や軽食として親しまれてきたパンの価格が軒並み高騰している。 こうした状況の一方で、パンの販売価格上昇が製菓業界の収益増につながっていないことから、消費者はもちろん、自営業者の負担も増大している。 韓国信用データ(KCD)が10月9日に発表した「ベーカリー市場トレンドレポート」によると、2025年上半期に最も売れたパンはソルトブレッド(15.7%)で、サンドイッチ(15.0%)、食パン(7.2%)、クロワッサン(5.3%)、ベーグル(5.2%)と続いた。 これら上位10商品の中で、最も価格上昇が大きかったのがベーグルだった。2022年6月には3000ウォン台中後半だったベーグルが、2025年6月末には4400~4900ウォン(約461~513円)にまで跳ね上がり、約44%の値上がりとなった。サンドイッチは7500~8300ウォン(約785~869円)で32%、ソルトブレッドは3300~3700ウォン(約346~388円)で30%上昇した。2022年後半には2000ウォン台前半だったソルトブレッドが、いまや3000ウォン台が定着している。 韓国銀行の経済統計によると、2025年8月のパンの消費者物価指数は前年同月比で6.5%上昇。2022年6月と比べると19.4%上がっており、ベーグルやソルトブレッドなどの価格上昇は平均を大きく上回っている。 こうした価格高騰を背景に「パンフレーション」をめぐる社会的論争も起きている。2025年8月、経済系ユーチューバー「シュカ」がソルトブレッドとベーグルを990ウォン(約104円)で販売したところ、一部の自営業者から「正常な価格構造を歪めている」との反発が起き、販売は1週間で中止された。 問題は、パン価格の上昇が必ずしも製菓業者の収益改善につながっていないことだ。KCDによれば、2025年6月時点で「ベーカリー・製菓店」業種の月平均売り上げは約907万ウォン(約95万円)で、ここ2年間減少傾向が続いており、ついには赤字に転じた。これは売り上げよりも、店舗賃料、原材料費、人件費などの固定費が大きいことを意味する。 「カフェ・喫茶店」業種も同様で、月平均売り上げは約724万ウォン(約76万円)だが、こちらも純利益は徐々に減少傾向にある。 パンの価格は上がり続けているが、利益は薄くなる一方というジレンマに直面しており、消費者だけでなく販売側にとっても厳しい現実が続いている。 (c)news1
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