韓国のコンビニ大手「GS25」は14日、人気アイドルグループ「ZEROBASEONE（ゼロベースワン）」とコラボしたサンドイッチ、ケーキを発売すると発表した。
「ZEROBASEONE」は、韓国の音楽専門チャンネルのK-POPプロジェクトから今年7月にデビューした9人組の多国籍ボーイズグループだ。
K-POPグループの中で初めてデビューアルバムが200万枚以上の売り上げを達成。現在、ユーチューブの登録者は105万人、インスタグラムのフォロワー220万人など、大きな人気を集めている。ファッションやビューティーブランドのモデルにも抜擢され、GS25は話題性のあるアイドルグループとのシナジー効果を期待し、コラボすることにした。
まず、最初の商品は「メルティング・クロックムッシュサンドイッチ」だ。クロックムッシュサンドイッチは、食パンの間にペシャメルソースを塗ってハムとチーズを挟んだ後オーブンで焼いて作るトーストだ。「ZEROBASEONE」第2集ミニアルバム「MELTINGPOINT」のメルティングという単語のように、ペシャメルソースとチーズが溶けているのが特徴で、顧客の味覚を溶かすという意味も込められている。価格は3600ウォン（1ウォン＝約0.1円）。
23日には「メルティング・レッドベルベットケーキ」が発売される。赤いパンシートに白いクリームチーズをかぶせた商品で、クリスマスに合わせたミニケーキだ。値段は6500ウォンだ。
今回のコラボ商品2種には「ZEROBASEONE」のメンバーを動物で形象化したステッカーがひとつ同封されている。計18種のステッカーを全て集めてインスタグラムに認証ショットを上げれば、抽選でメンバーのポラロイド写真やサインCDが贈られる予定だ。
GS25はアイドルコラボ商品がファンを中心に大きな反響を呼ぶと期待している。今後も多様な商品とサービスを提供し、10代の心をつかみたい考えだ。
GS25を展開するGSリテールのプラットフォームマーケティング部門のイ・ジョンピョ部門長は「Z世代とα世代の中間層Zalphas（ザルファス）世代は現在、そして未来の主要顧客であり、彼らのためにチャンネル間の境界を越える面白い協力を強化している。GS25は韓国を代表するK-カルチャーリテールプラットフォームとして、今後も顧客が新たな体験ができるようにマーケティングや商品化力を総動員する」と話した。
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