
韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)前大統領に関する疑惑のうち、政治資金法違反事件に関する公判が14日、ソウル中央地裁で開かれ、妻キム・ゴニ(金建希)氏が証人として出廷した。
ユン前大統領は先にソウル中央地裁311号刑事大法廷に入り被告席に座った。ネクタイを着けていない紺色のスーツ姿だった。
キム・ゴニ氏が入廷すると、ユン前大統領は「アイゴ」と言っているような口の形で感嘆の声を漏らした。9カ月ぶりに法廷で向き合った2人の左胸には収容者番号が付けられていた。
キム・ゴニ氏は黒のスーツに髪を束ねた姿で出廷した。裁判所がマスク着用を認めなかったため、顔を露出した状態で尋問に臨んだ。
特検チームが「証人は被告人・ユン・ソンニョルの配偶者ですね」という最初の質問にしばらく沈黙した後、「はい、そうです」と答えた。
ユン前大統領は裁判の間ずっとキム・ゴニ氏を見つめ、かすかな笑みを浮かべていた。
一方、キム・ゴニ氏は正面だけを見つめ、約30分間続いた特検側の尋問で「証言を拒否します」という回答を繰り返した。
ユン前大統領側はキム・ゴニ氏に対する反対尋問をしなかった。キム・ゴニ氏は刑務官に付き添われて退廷した。
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