2024 年 5月 4日 (土)
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韓国の対中国輸出が減少…米国・インド・ベトナム輸出多角化

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韓国と中国の貿易構造が変わり、韓国輸出の中国依存度が低くなったことがわかった。最近は中国に代わって米国、インド、オーストラリアなどが輸出好調の相手国として名を連ねた。

韓国貿易協会国際貿易通商研究院は5日、こうした内容が盛り込まれた「対中国輸出不振と輸出市場多角化推移分析」報告書を発刊した。報告書によると、昨年の対中輸出は4.4%減少し、中国を除いた市場への輸出は9.6%増加した。

特に、石油製品、石油化学、鉄鋼、自動車部品、ディスプレイ、二次電池、プラスチック製品などでは中国輸出の割合が急速に縮小され、他の輸出市場が拡大している。

中国輸出が減少傾向にある大部分の品目の場合、米国市場への輸出が増え、対インド輸出も石油化学、鉄鋼、ディスプレイ、二次電池、プラスチック製品など5品目が好調を見せた。ベトナムにも自動車部品、ディスプレイ製品の輸出が活発になっている。

韓国貿易協会のチョ・ウィユン首席研究員は「ベトナムは韓国の中間財の輸出割合が高いが、自国の輸出の自立度が上昇している国家であるため、中国と類似した点が多い。技術力向上のための韓国企業の努力が伴ってこそ、輸出多角化に有利になる」と指摘している。

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