2024 年 5月 13日 (月)
ホームライフスタイル週5時間以上有酸素運動をした女性、うつ病リスク44%↓…韓国研究機関発表

週5時間以上有酸素運動をした女性、うつ病リスク44%↓…韓国研究機関発表

(c)news1

1週間に5時間以上汗が出るほどの有酸素運動をする女性はうつ病発生リスクが44%下がる――。韓国の疾病管理庁国立保健研究院の未来医療研究部が16日、こんな研究成果を国際学術誌「フロンティアズ・イン・パブリック・ヘルス」に掲載したと発表した。

研究グループは4年間、50~80代の韓国人計3967人を対象に有酸素運動や筋力運動とうつ病発生の関連性を分析した。有酸素運動とは汗が出たり、人と話が出来る程度に息切れしたりする程度の運動をいう。

世界保健機関(WHO)が勧告する週150分以上の有酸素運動をしている人は男性51%、女性42%で、週300分以上は男性23%、女性16%だった。

うつとの関連では、週150分以上運動する女性のうつ病発生は33%減り、週300分以上だと44%減少した。

一方、男性の場合、運動とうつ病発生に有意な相関関係は観察されなかった。

研究グループは「今回の研究結果は適切な運動がうつ病発生を予防できるという根拠を提示することで、うつ病予防や管理政策の根拠として活用できる」と説明した。

ただ、有酸素運動のうつ病予防効果が女性だけに有意に表れた原因については追加の研究が必要だとしている。

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