2024 年 5月 5日 (日)
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拡張現実とはいえ…「少女像」を世界中に“建立”→動画拡散という残念なチャレンジ

写真=モイバー(c)MONEYTODAY

韓国の拡張現実(AR)スタートアップ「モイバー(MOIBER)」と、「米グレンデール市慰安婦の日行事組織委員会(DTRT2014)」が、従軍慰安婦をモチーフにした「平和の少女像」をARで再現し、世界の都市にそれを建立するというチャレンジを実施している。

AR少女像はソウル日本大使館の前に設置された「平和の少女像」を3Dモデリングで再現した。材質は原作の金属の代わりに大理石のような感じを出している。特殊なトラッキング技術で実際の世界を認識し、自身が住んでいる都市に少女像を建てたような映像を撮影できる。

ユーザーは、インスタグラムのアプリケーションで「dtrt2014」アカウントにアクセスし、専用フィルターで撮影すれば、自身が住む都市に「AR少女像を建てた映像」を作ることができる。それをSNSにアップするという方式だ。

今回のチャレンジは韓国女性人権振興院などの後援で7月30日に始まり、年末まで参加できる。

DTRT2014のチョン・ヘヨン総監督は「女性の人権問題を世界の人々とともに考えようという趣旨だ。互いの痛みを理解し、問題を世界の人々に知らせることが重要だ」と話している。

(c)MONEYTODAY

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