2024 年 5月 1日 (水)
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密かに敵陣に侵入しミサイル発射…日増しに高度化する韓国型潜水艦

3000トン級潜水艦「申采浩」の試運転=HD現代重工業(c)NEWSIS

1987年に事業を始めて以降、今年で37年を迎えた韓国型潜水艦(KSS)事業が日増しに高度化している。潜水艦の機能がアップグレードされ、数週間、海にとどまって密かに作戦を遂行できる一方、敵陣を攻撃することができる潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)も備えている。

海軍と防衛事業庁は1987年、韓国軍初の潜水艦性能改良や、主要装備の国産化を目標に「韓国型潜水艦」事業を始めた。

韓国型潜水艦事業で誕生した「K潜水艦」は、トン数によって張保皐級(1200トン)、孫元一級(1800トン)、島山安昌浩級(3000トン)に区分される。

韓国海軍がHD現代重工業蔚山造船所から引き渡された3番目の3000トン級潜水艦であるシン・チェホ艦はこの37年間、KSS事業のノウハウが蓄積された結果だ。同日の引き渡しの式典には、カナダ、ペルー、オーストラリア、フィリピン、ポーランドなど海外9カ国の関係者も参加し、K潜水艦に対する関心の高さを示した。

最新潜水艦「申采浩」の場合、SLBM運用が可能な垂直発射管を搭載し、対地攻撃力まで備えている。朝鮮半島有事の際、北朝鮮の核・ミサイル施設を先制攻撃することができ、海上基盤の水中「キルチェーン」と評価される。

(c)NEWSIS

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