2024 年 4月 29日 (月)
ホーム社会ソウルの青年2人に1人は「貧困」…生活費、親の支援受ける

ソウルの青年2人に1人は「貧困」…生活費、親の支援受ける

ソウル市麻浦区西部雇用福祉センター(c)NEWSIS

ソウルに住む青年たちの半分以上が貧困状態に置かれているというソウル市などの調査結果が出た。特に一人暮らしの青年たちの貧困率は6割強に達した。生活費が足りない時は主に親から支援を受けているという。

調査はソウル市とソウル研究院が昨年、ソウルに住む18~35歳の5083人を対象に実施した。それによると、青年の資産貧困率は55.6%、単身世帯は62.7%だった。資産貧困率は純資産が3カ月間、中位所得の50%に達しない場合を指す。

生活費不足を経験した割合は27.7%。生活費が不足した時は「親から無償で支援を受けた」という比率が41.2%で最も高かった。続いて「貯蓄や預貯金解約」(17.7%)、「ノンバンク貸出(11.0%)」などだった。

このようにソウルの青年たちは経済的困難に陥ると親などに頼る傾向がみられるが、最初から「解決できない」という回答も10.4%に達した。

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