2024 年 5月 16日 (木)
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韓国IT労組の声大きく…ネイバー、カカオなど賃金協約で連帯

城南市板橋コンテンツ街づくり鳥瞰図(c)NEWSIS

これまで活動を控えてきた韓国の情報技術(IT)業界の労働組合が活発に動き出した。ネイバー、カカオ、ネクソンなど主要IT・ゲーム会社の労組が「公正な成果配分」を求めて賃金協約で連帯するというのだ。

ファソム食品労組IT委員会は5日、2024年賃金交渉を「IT賃金協約連帯」で進めると明らかにした。

連帯する労働組合は▽ネイバー▽ネクソン▽スマイルゲート▽NCソフト▽ウェブゼン▽カカオ▽ハングルとコンピュータ――の7支部で、計32の系列会社と賃金協約締結のための交渉に入る。

今回の連帯の目標は、IT産業の持続可能な発展のため公正な成果配分構造を作ることだとIT委員会は説明している。

IT委員会は「IT産業内の大部分の企業は年俸制を採用しており、年俸やインセンティブなど追加補償は個人の評価で決まる。しかし、成果配分にどれだけの財源を充てるか、それをどのように配分するかは経営陣の判断だけで決まる」と指摘している。

ファソム食品労組IT委員会のオ・セユン副委員長は「成果を公正に配分できるシステムを作る。IT賃金協連帯を通じてIT産業の持続可能な発展のための礎石を築く」と話した。

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