2024 年 5月 5日 (日)
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「AIさえ使いこなせれば作家になれる」…韓国ウェブトゥーン・編曲、AIが生産性アップ

カカオブレーンのイメージ生成型人工知能サービス「カルロ(Karlo)2.0」を活用して制作したイメージ(c)NEWSIS

人工知能(AI)技術が発展した今、誰にでもコンテンツクリエイターになるチャンスが開かれている。韓国では多くのプラットフォームがクリエイターの創作活動を支援するため、生成AI技術を導入するさまざまな試みをしている。早くて効率的にコンテンツを生産・供給するのが目的だ。

ネイバーウェブトゥーンは早くからAIを活用してクリエイターの生産性を高め、創作活動に集中できる環境を作るという方針を立てた。代表的な事例としてAIが下絵に自動的に彩色してくれる「ウェブトゥーンAIペインター」が挙げられる。

ネイバーウェブトゥーンで連載した1500余りの作品でイメージを学習したAIペインターは、クリエイターが色を選択し、タッチするだけでAIが色をつけてくれる。彩色後はデジタルイメージの修正や編集が可能なPSDという画像ファイル形式で保存やダウンロードができる。

キム・ジュング代表が「世界のクリエイターが新規コンテンツ創出と成長を持続できるだけの利用者を確保する」と明らかにしており、ネイバーウェブトゥーンは今後もAI技術を積極的に導入するとみられる。さらにウェブトゥーンの不法な流布を防ぐなどクリエイターの権利保護にもAI技術を活用する計画だ。

(c)NEWSIS

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