2024 年 4月 29日 (月)
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「数学の問題」集めて月1000万円以上稼いだ韓国企業

全国連合学力評価(c)news1

数学教師が問題を簡単かつ迅速に製作できるよう支援する韓国ポストマス社のサービス型ソフトウェア「数学秘書」が人気だ。発売から7カ月で国内の月間売り上げが1億ウォン(約1100万円)を超えた。

これまでの同様のサービスはPDFファイルとして提供され、出題者の意図通りに編集するのが難しかった。また、どこに出ていた問題なのか出典をいちいち検索しなければならないうえ、図形やグラフを整えるには手作業が必要で時間がかかった。

数学秘書はこのような点を改善した。大規模な塾は研究所を置くなどして問題作成に多くの人材を投入している。ただ「数学秘書」を活用すれば人材を最小化できる。

スタートアップ初期投資機関「ザ・インベンション・ラボ」のキム・ジンヨン代表は「『数学秘書』は既出問題など約18万の問題を確保しているが、検索とダウンロードは全て無料だ。ハングルファイルで提供して数学教師が望むように編集できるのが最大の長所だ」と話した。

収益は学校の試験用紙と解答用紙、内申解説紙をデータベース(DB)化した「自分だけのDBサービス」で生み出している。「数学秘書」を使う教師がこれらを初めて登録する時に一定費用を払えば、「数学秘書」がファイル形態のデジタルに転換する。これら問題は有料販売され、売れるたびに10%ほどが最初の登録者に渡る仕組みだ。

投資家は「数学秘書」の海外進出でポストマスが世界的教育企業に成長できると見ている。同社はすでに日本、インドなど海外の数学カリキュラムに合わせてタグを分類し、DBを構築している。

実際、海外進出の可能性に注目し、米ベンチャーキャピタルもポストマスへの投資を検討している。

(c)MONEYTODAY

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