2024 年 12月 27日 (金)
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韓国防衛企業が参入狙う「カナダの潜水艦パートナー」…北極防衛強化に向けた協力

海軍潜水艦「島山安昌浩」(c)news1

カナダ海軍は、3000トン級の新型潜水艦を導入するために「潜水艦パートナー」を探し、韓国の造船所を視察する動きを見せている。韓国の防衛産業界によると、カナダ海軍群司令官アンガス・トップシー中将は、韓国の主要造船企業であるハンファオーシャンとHD現代重工業の造船所を訪問し、潜水艦建造施設の視察やブリーフィングを受ける予定だという。さらに、韓国海軍や防衛事業庁との会合を通じて、韓国の潜水艦運用状況も把握する計画だ。

カナダは2024年7月に潜水艦の新規導入手続きを開始しており、韓国を含む各国に情報提供を要請した。韓国の防衛産業企業は既に入札への参加意向を表明しており、契約締結は2026年または2027年を目指している。

今回の潜水艦導入計画では、カナダは3000トン級の潜水艦8~12隻を調達予定で、純粋な事業費は20兆ウォンを超え、後続の軍事支援を含めると総額は60兆ウォン規模に達する見込み。この規模は、ポーランド向け防衛輸出と同水準の巨大プロジェクトといえる。

北極海の戦略的価値が高まる中、カナダは老朽化した4隻の潜水艦に代わる新型潜水艦を導入し、ロシアや中国に対抗して北極圏の防衛力を強化する計画を進めている。韓国政府も、カナダとの防衛協力を強化するため、ユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領がトルドー首相と会談し、韓国企業の参加への期待を表明。トルドー首相も韓国の防衛産業の技術力を評価し、韓国との協力を前向きに検討していると応じた。

(c)news1

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