韓国ネット大手ネイバーは3日、役員と社員が意思疎通を図る「コンパニオンデー」イベントを開催し、経営側が会社の成果共有と今後の方向性についての立場を表明した。
チェ・スヨン代表は「最近、マクロ経済の低迷でビッグテック企業もさまざまな自助策を試みる未曾有の時代が到来した。プラットフォーム企業の社会的責任に対する要求も大きくなっている」との現状認識を示した。
さらにネイバー・インセンティブが前年に比べて減ったことで社員の間では不満の声が高まっている状況にも触れた。
インセンティブについてチェ代表は、「会社の成果」「事業・組織の成果」で財源規模を定め、事業部別に配分しているとの見解を示した。また組織別に「個人の成果」を考えて配分しているとも強調した。
そのうえで「人員増加を考えれば、インセンティブが減ったと感じるだろう。しかし、これは会社の成果と競争力、職員の期待値、株主価値などを考えあわせた経営陣の意思決定事項だ」と主張した。
また、株価低調の影響で経営陣と事業代表・総括が受けた昨年分のRSU(譲渡制限条件付き株式)は0ウォン、責任リーダーも50%減らして支給し、現金による報償も一括して引き下げられたと伝えた。
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