2024 年 10月 11日 (金)
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韓国、年明けからドミノ値上げ…旧正月以降も

ソウル市内のマートに陳列される缶飲料(c)news1

韓国で昨年から続いた流通業界の値上げが続く雰囲気だ。今年に入って飲み物やアイスクリーム、コーヒーなど、飲食品製品から靴やブランド時計、ウイスキーなど、さまざまな品目の価格が相次いで値上がりした。

物流費と原材料価格の費用上昇の余波が続き、旧正月連休以後も値上げは続くという展望が出ている。庶民の負担も重くなりそうだ。

ブルガリとティファニーアンドコーは旧正月連休後の来月1日から一部ジュエリー製品の価格を引き上げる。ロレックスは今月2日、「サブマリナー」や「デイジャスト」などの人気モデルの価格を2~6%ほど引き上げ、ジャガー・ルクルトも20%前後の値上げに踏み切った。

年明けに相次いで価格調整に乗り出した飲食業者は追加値上げを予告された。輸入ビール1位のハイネケンは来月10日から全製品の価格を7~10%ほど値上げする。ハイト真露も「クローネンブルグ1664ブラン」をはじめとする輸入ビールの値上げを検討している。ハイト真露は現在、引き上げ時期と幅をめぐって内部で調整しているという。

コーヒービーンは今月3日、牛乳が含まれた飲み物の価格を200ウォン(1ウォン=約0.1円)ずつ引き上げるなど、フランチャイズカフェの価格「ドミノ引き上げ」の懸念も出ている。

(c)news1

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