2024 年 7月 16日 (火)
ホームエンターテインメント「土のスプーン」アイドルから世界の頂点へ…BTSが綴った9年の「チャプター1」

「土のスプーン」アイドルから世界の頂点へ…BTSが綴った9年の「チャプター1」

BTS(写真=BIGHIT MUSIC)©news1

BTSがチーム活動をいったん中断し、個別活動を本格化させると明らかにした。デビュー当初から注目の新人として浮上し、K-POPトップの座につくまで9年間走り続けてきた。“チャプター2”の始まりを告げたBTSの9年の歩みを振り返った。

◇デビューから初のビルボードチャート入りまで

2013年6月、BTSはシングル「2COOL 4SKOOL」でデビューした。大手企画会社出身ではなかったため、当時は数多くのアイドルのうち1チームに過ぎなかった。ただ、この年には「第9回Melon Music Awards」に加え、「第28回ゴールデンディスク授賞式」「第23回ソウル歌謡大賞」「第3回Gaon Chart Music Awards」などで新人賞を席巻し、注目を集めた。

翌年からは上昇の気流に乗った。

セカンド・ミニ・アルバム「SKOOL LUV AFFAIR」のタイトル曲「Boy In Luv」がK-POPファンの人気を得て、アルバム販売量、YouTube購読者数が目立って上昇し始めた。

海外からも反応があった。同年、日本でシングル「NO MORE DREAM」を発売すると、オリコンデイリーチャート3位を記録した。

こうした反応に「土のスプーン(裕福でない家庭の出身)アイドルの反乱」という評価も得た。

2015年に始まった「花様年華」シリーズは、BTSのターニングポイントとなった。

青春3部作アルバムから、BTSは曲とミュージックビデオを通じて、メッセージとストーリーを強調するようになり、ファンもBTSの世界観に集中し始めた。メンバーたちが作詞、作曲、プロデュースに参加する割合が高まったのも、この時期からだ。BTSは「花様年華pt.2」で米ビルボードチャートに名を連ねるようになった。

BTS(写真=BIGHIT MUSIC)©news1

◇「LOVE YOURSELF」から始まった大人気の歩み

2017年には5枚目のミニアルバム「LOVE YOURSELF 承“Her”」を発売した。「DNA」「MICDrop」「悩むよりGo」など、BTSの名曲で満たされたこのアルバムで、BTSは真の「トップアイドル」として名を馳せた。アルバム予約注文量だけで112万枚を記録し、その後も高い販売量を記録して初めてミリオンセラーになった。

また、ビルボード200では「DNA」が7位となり、歴代アジア系歌手の中で最も高い順位を記録した。また、ビルボード「ホット100」チャートでも85位に入り、サイ(PSY)以来2度目にチャート入りした韓国語曲として注目を集めた。

また、BTSは当時、K-POPグループで初めて「American Music Awards」の舞台に上がり、米国の有名トークショーなどに出演し、グローバルスターに浮上した。

2018年には「LOVEYOURSELF 起“Tear”」でBTSはさらに勢いづく。収録曲「FAKE LOVE」はK-POPグループで初めてビルボード「ホット100」チャート10位に上がり、米誌タイムはBTSを「インターネットで最も影響力のある25人の人物」に選んだりもした。

BTS(写真=BIGHIT MUSIC)©news1

◇K-POPトップに躍り出て世界を虜にする

2018年以降、BTSは記録を塗り替え続けた。

韓国歌手としては初めて第61回グラミー賞に授賞者として参加し、2020年には韓国人としては初めてグラミー賞で公演した。海外メディアも「世界で最も大きなボーイズグループ」とBTSの活動に注目した。

2020年には初の英語シングル「Dynamite」が発売された。

この曲でBTSは韓国歌手としては初めてビルボード「ホット100」チャートで1位を獲得し、3週間連続1位の記録を立てた。K-POPファンだけでなく、世界の音楽ファンがBTSに注目した。

以後、BTSの歩みは一つ一つが「新記録」となった。また、韓国歌手としては初めてグラミー賞にノミネートされ、「Butter」は10週間ビルボード「ホット100」チャートで1位となった。

海外メディアはBTSを、20世紀を代表する音楽グループ・ビートルズ(The Beatles)と比較し始めた。多くの海外アーティストもBTSとのコラボレーションに積極的に乗り出した。

2020年、新型コロナウイルス感染拡大により、海外ツアーの日程は予定通りできなかったが、BTSは多くの海外音楽ファンに愛され、K-POPの頂点として、世界歌謡界に反響を呼んだ。

また、BTSは国連や米ホワイトハウスにも招待され、多様なメッセージを伝えて、世界的な影響力を持つグループに成長したことを示した。

「BANGTAN TV」キャプチャー©news1

◇人気絶頂で発表した活動の一時中断

BTSは今月10日、9年間の活動をまとめた「アンソロジー(anthology、選集)」形式のアルバム「Proof」を発売した。タイトル曲「Yet To Come(The Most Beautiful Moment)」には、BTSの歩みと今後の活動に対する彼らの考えが盛り込まれている。

「みんないつからか言ってるね/私たちを最高だと/全部わからないnames/今は重いだけだ」という歌詞には、多くの期待の中で迫ってくる重圧感が表現されている。

「いつからかついた不便な修飾語/最高という言葉はまだ恥ずかしい/私はね、ただ音楽が好きなんだ/今も昔と変わったことは別にない」には、音楽への情熱に変わりはないと明かしている。

こうした重圧感のためだったのか、あるいはしばらく息抜きが必要だったのか……。BTSは14日、YouTube「BANGTAN TV」での映像でチーム活動を一時中断し、本格的にソロ活動に入るという計画を明らかにした。

これに対し、所属事務所BIGHIT MUSICは15日、公式見解を表明し、「BTSはチーム活動と個別活動を並行するという新しいチャプターを始めることになる」「メンバー各自が多様な活動を通じて成長する時間になるだろうし、今後BTSがロングランするチームになるための滋養になると期待する」と伝えた。

©news1

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