
沖縄の大自然の中に、東京ディズニーランドを上回る規模の新テーマパーク「ジャングリア沖縄」が誕生する。日本政府も注目する国家的プロジェクトで、7月25日の開業を前に韓国市場を本格的に攻略し始めた。
ソウル市内で6月24日開かれた記者会見で、ジャパンエンターテイメントの佐藤大介副社長は「観光・経済・地域活性化の観点から日本全体が注目するプロジェクト」と強調した。
「ジャングリア沖縄」は、沖縄本島北部の自然環境を活かしたリゾート型テーマパーク。総面積は60ヘクタールと、東京ディズニーランド(46.5ヘクタール)、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(54ヘクタール)を超える。都市型テーマパークとは一線を画し、「非都市型体験」を前面に打ち出すことで、アジアの観光トレンドに変革を起こす狙いだ。
加藤健史社長はビデオメッセージで「沖縄はハワイに匹敵する観光客数を誇るものの、消費単価が低く、滞在日数が短い。ジャングリアがそのギャップを埋める転換点となることを期待している」と述べた。
韓国は台湾に次いで公式ホームページ訪問者数第2位を記録するなど、重要市場と位置づけられている。同社は韓国のOTAや航空会社との提携も進めており、独自調査では韓国人回答者の89%が訪問意欲を示したという。
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