2025 年 6月 27日 (金)
ホームライフスタイルビューティー「韓国産コラーゲン」買いたい…日本人も殺到、注目の“K‑インナービューティー”

「韓国産コラーゲン」買いたい…日本人も殺到、注目の“K‑インナービューティー”

インナービューティーの市場規模(c)MONEYTODAY

K‑ビューティへの信頼が韓国国外のブランド全体にも拡大し、「塗る化粧品」に続いて「食べる化粧品(インナービューティー)」への需要も急増している。日本などの海外市場でも韓国産インナービューティー製品が注目を集め始めており、国内化粧品メーカーや販売事業者も新たな市場開拓に乗り出している。

「インナービューティー」とは、食品の摂取によって肌の美容や健康を管理することを指す。

CJグループが運営する化粧品専門店オリーブヤングが今年1~5月の国内オフライン店舗における外国人客の購買データを分析したところ、インナービューティーカテゴリの売り上げは前年比55%増となった。一部製品では訪韓外国人の売り上げが昨年同期比で約200%増と急上昇するなど人気を博している。実際、グローバル統計機関GTA(Global Trade Atlas)によれば、2023年における日本のインナービューティー製品最大の輸入国は韓国だった。K‑ビューティーと並んで“K‑インナービューティー”製品も注目を集めている。

実際、オリーブヤングはビューティーと連動する健康機能食品やインナービューティーなどを「ウェルネス」商品群と位置づけ、新興の国内中小ブランドや新商品を継続的に拡充してきた。PB(プライベートブランド)を通じてもインナービューティー市場に積極的に参入している。昨年11月には健康機能食品ブランド「タントン」を新たに立ち上げ、健康スナックブランド「ディライト・プロジェクト」においてはコールドプレスジュースやプロテイン商品などインナービューティー製品群を拡大している。

大手化粧品企業も同様の動きを見せている。LG生活健康は今年4月、最高級化粧品ブランド「ザ・フー」で20~50代の健康志向の強い顧客層をターゲットにインナービューティー製品を発売した。アモーレパシフィックのインナービューティーブランド「バイタルビューティー」も、日本という健康食品王国で売り上げが急増するなど、そのブランド力と製品力が高く評価されている。

(c)MONEYTODAY

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