2025 年 3月 18日 (火)
ホーム社会「21歳で出産」36歳・キャリア断絶女性の壁…韓国・再就職を目指すも厳しい現実に「涙が出る」

「21歳で出産」36歳・キャリア断絶女性の壁…韓国・再就職を目指すも厳しい現実に「涙が出る」

(c)news1

韓国の求人・求職関連のオンラインコミュニティに「キャリア断絶女性の就職は本当に大変だ」という投稿があった。結婚と出産を経てキャリアが途絶えた女性が、夫から「働け」と圧力を掛けられ、仕事探しに奮闘するも困難に直面していると訴えている。

女性は21歳で第1子を出産し、子育てに専念してきた。その間、アルバイトの経験が1~2回あるだけだ。現在36歳。第1子は中学生、第2子は小学生になっている。そんな今、自宅を売却して引っ越したことをきっかけに、夫から「仕事をしてほしい」と強く迫られるようになった。

惣菜店や飲食店、コンビニの夜勤、靴店、スーパーマーケットなど、さまざまな職種に応募したが、いずれも採用の連絡はなかった。「薬局や病院の受付、事務補助にも応募したが、ダメだった。キャリア断絶女性はいったい、何をすればいいのか……。夫の圧力がつらいし、採用されないことで涙が出る」

ネットユーザーたちは、物流センターでの正社員勤務やコールセンターのカスタマーサポート、マンション掲示板へのチラシ貼り、公的機関の補助業務などを勧めるコメントを寄せた。

ほかにも現実的なアドバイスも記されていた。

「物流は学歴や外見を問わず、業務の効率を重視する」

「契約社員として1年勤務し、再契約がなければ失業手当を受けながら次を探す方法もある」

「今のうちに資格を取得してはどうか」

「夫に対し、準備期間を設けてほしいと伝えるべきだ」

一方で、夫への非難もあった。

「夫はあまりにもひどい。今まで家事と育児に専念してきた妻に職歴がないことを責めて就労を迫るなんて、家族と言えるのか」

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