2025 年 3月 13日 (木)
ホーム社会韓国・現代自動車、日本のレーシング大会で「最高速度」に挑む…アイオニック5 N出場

韓国・現代自動車、日本のレーシング大会で「最高速度」に挑む…アイオニック5 N出場

(c)KOREA WAVE

韓国現代自動車が、筑波サーキットコース2000で15日に開催される「アタック筑波(Attack Tsukuba)2025」の「レーシングカー&スリックタイヤクラス」に、アイオニック5 N TA(タイムアタック)スペックで出場する。

茨城県の筑波サーキットは、1994年から続く「アタック筑波」タイムアタックレースで有名だ。タイムアタックレースは複数の車両が同時に走行するレースとは異なり、最も速いラップタイムを計測して順位を決定する競技だ。

アイオニック5 N TAスペックは、市販車の車体とモーターを維持しながら、レースに必要な最小限の改造でアイオニック5 Nの最大性能を引き出せるように設計された車両だ。

アイオニック5 N TAスペックはソフトウェアチューニングによりリアモーター出力を37PSまで引き上げ、合計出力を687PSに向上させた。新しいショックアブソーバー、モータースポーツ仕様のブレーキ、18インチリム径のヨコハマADVAN 005スリックタイヤを装着し、独自の高ダウンフォース空力パッケージで設計されている。

アイオニック5 N TAスペックは、2024年6月に米国で開催された「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」で9分30秒852の新記録を樹立し、クラス優勝と電気改造車部門の新記録を達成した実績がある。

現代自動車は新たなEV最高記録を樹立するため、アイオニック5 N TAスペックのドライバーとして、日本人カーレーサーの谷口信輝と協力する。谷口はスーパーGTや日本のさまざまなモータースポーツ大会で記録を打ち立てており、「アタック筑波」でも4度の大会歴代記録を樹立している。

現代自動車は「アタック筑波2025」でEV自身の最高記録に再び挑戦し、優れた技術力を基盤に日本市場はもちろん、グ世界市場でも現代自動車の技術力をアピールすることを目指している。

現代自動車の関係者は「日本の自動車マニアに現代自動車の優れた技術力を広く知らせることができる機会だ。今後も現代Nは新たな挑戦を続けていく」と述べた。

(c)KOREA WAVE

RELATED ARTICLES

Most Popular