2024 年 11月 24日 (日)
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「北朝鮮軍、戦闘投入予想」…米韓外交・国防2プラス2「最も強く糾弾」

共同記者会見に臨む(左から)キム・ヨンヒョン(金龍顕)国防相、チョ・テヨル(趙兌烈)外相、ブリンケン国務長官、オースティン国防長官(c)news1

米韓の外交・国防閣僚協議(2プラス2)が米ワシントンで10月31日(現地時間)開かれ、北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を最も強く糾弾するという立場とともに、ロシア派兵の即時撤回を要求した。また、ロシアに配置された北朝鮮軍約8000人がロシア軍から訓練を受け、近くウクライナ軍との戦闘に投入されると予想した。

協議には、韓国のチョ・テヨル(趙兌烈)外相とキム・ヨンヒョン(金龍顕)国防相、米国のブリンケン国務長官とオースティン国防長官が出席した。

協議後の記者会見で、ブリンケン長官は「北朝鮮軍約8000人がロシアのクルスク地域に配置された。ロシアは北朝鮮軍に砲兵、無人機、基本歩兵訓練をさせ、塹壕攻略も訓練している」と明らかにしたうえ、「これは北朝鮮軍が戦線作戦に投入されることを示唆するものだ。まだ戦闘に参戦したかは把握が正確にはできないが、数日内とみている」との見解を示した。

両国閣僚は「中国の役割に注目すべきだ」と強調した。

ブリンケン長官は「中国とは対話をしており、厳重に(この事案を)認識している。中国が実際にどのような行動を取るかは見守らなければならない」と述べた。キム・ヨンヒョン国防相は「中国はまだ事態を観望しているとみるべきだ。中国がいつかは仲裁のようなある種の役割をするとみる。事態の悪化により中国の利害が侵害されると判断される時点だろう」と指摘した。

ロシアに対する北朝鮮軍の軍事物資支援については、キム・ヨンヒョン国防相は「北朝鮮がロシアに支援した砲弾は千万発に近い数百万発と把握しており、ミサイルは千発余りを支援したと把握している」と明らかにした。

オースティン長官も「中国が本気で拡大の緩和を望むのであれば、ロシアがウクライナ紛争を拡大しようとしているのかという難しい質問を投げかけるべきだ」と促した。

オースティン長官は、北朝鮮が10月31日に日本海に向けて発射したICBMと関連して、ロシアが介入した兆候があるかという質問には「介入した兆候はない」と答えた。

今回の米韓の2プラス2は2021年以来3年ぶり。

(c)news1

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