2024 年 12月 28日 (土)
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選挙後に捨てられた垂れ幕2万4000枚、ソウル市がリサイクル

(写真=ソウル市提供)(c)NEWSIS

ソウル市は、化学大手SKジオセントリックと協力して、昨年6月1日の地方選挙後に捨てられた垂れ幕をリサイクルするモデル事業に乗り出す。

垂れ幕は主成分がプラスチック合成繊維(ポリエステル)で、埋め立てても分解されず、焼却すれば温室効果ガスや発がん物質など有害物質が排出される。

今回の協力で、市は保管している廃垂れ幕5000枚(3トン)と自治区が保管している1万9000枚(約11トン)をSKジオセントリックに提供する。同社は化学的リサイクル技術を利用し、廃垂れ幕が産業原料になるか検証する。

化学的リサイクルは廃ペットを原料物質に分解・精製し、再生ペットを生産する方法だ。計2万4000枚の廃垂れ幕がリサイクルされれば、温室効果ガが約97トン減る見通しという。

(c)NEWSIS

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