2024 年 11月 27日 (水)
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韓国・新世界「新進デザイナーブランド専門館」奏功

新世界百貨店・江南店のニューコンテンポラリー専門館(写真=新世界提供)(c)NEWSIS

韓国の新世界百貨店がソウル・江南(カンナム)店に構えた「ニューコンテンポラリー専門館」が注目を集めている。25~35歳をターゲットに、新進デザイナーの商品を取り揃えたところ、そのマッティングが奏功、顧客・デザイナーをともに満足させる「共生モデル」と表現されるようになった。

韓国の新進デザイナーは、既存のデザイナーブランドに劣らない商品力を備えているとされる。ただ、百貨店内に商品にふさわしい空間がないのが実情で、新進デザイナーのブランドはオンライン中心の運営だった。

こうした状況を解消しようと、新世界百貨店は今年8月、江南店のヤングカジュアル売り場を「ニューコンテンポラリー専門館」にリニューアルし、そこで14の韓国の新進デザイナーブランドの商品を展開した。

すると、オープン100日目で、ヤングカジュアル売り場のころに比べ、30%も売り上げが伸びた。また、専門館利用顧客の80%は新規顧客であり、売上額全体の65%は20~30代が占めたという。

新世界百貨店は来年下半期中に、釜山(プサン)の「センタムシティ店」に2000坪余り規模の「ニューコンテンポラリー専門館」を追加する計画だ。同百貨店ファッション担当のチェ・ムンヨル常務は「競争力のある新規ブランドの紹介を続け、新進デザイナー育成と顧客のライフスタイルをリードしていきたい」と意気込んでいる。

(c)NEWSIS

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