2026 年 6月 30日 (火)
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韓国カカオ労組が初の全面スト、サービス障害は発生せず

29日、京畿道城南市のカカオ板橋社屋(c)news1

韓国のカカオ労組は29日、カカオと系列会社5法人の組合員による「ログオフデー」方式のストを実施した。創業以来初のストだったが、サービス障害などは発生しなかった。

全国化学繊維食品産業労働組合カカオ支会(クルーユニオン)によると、カカオ、カカオペイ、カカオエンタープライズ、ディーケイテックイン、エックスエルゲームズの5法人に所属する約2100人が参加した。

今回のストは、社員が年次休暇を取り、業務ツールからログオフ、ログアウトして仕事をしない形で進められた。別途の集会や団体行動はなく、カカオの板橋アジト周辺も静かだった。一方、近隣の商店主からは「普段に比べて出勤時間帯の売り上げが確実に減った」との声も出た。

会社側は、主催者側の推計とは異なり、休暇取得者を除く実際のスト参加者はカカオ本社基準で約800人と把握している。

カカオ労組は現在、成果給を含む報酬体系や系列会社の雇用問題をめぐり、会社側と交渉を続けている。労組は500万ウォン(約55万円)相当の譲渡制限付き株式(RSU)を成果給とは別に支給するよう求めており、成果給の規模は2025年のカカオ単体営業利益の13~15%水準とされる。

会社側はRSUを含む成果報酬財源を提案したとされ、労組によると営業利益基準で10%程度だ。系列会社側では分社化や売却、構造調整による雇用不安も交渉課題に加わっている。

カカオ労組は「会社側との交渉は続けている。この日のスト後の対応については協議中」と説明した。カカオ関係者は「安定的なサービス運営と顧客への影響の最小化に向け、リアルタイム対応体制を稼働している。早期合意に向け、引き続き労組と対話し、協議していく」と述べた。

(c)news1

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