
韓国の低価格コーヒーフランチャイズ業界で、トップスターを起用したマーケティング競争が激しくなっている。アメリカーノ1杯を1500ウォン(約170円)前後で売る薄利多売の構造のなか、数十億ウォン規模の広告費が一部加盟店オーナーの負担となり、不満が広がっている。
業界によると、コンポーズコーヒー本部は来月から1年間、グループ「BTS(防弾少年団)」のVと広告モデル再契約を進め、総広告費73億5000万ウォン(約8億1000万円)の40%にあたる29億4000万ウォン(約3億2000万円)を加盟店が負担する案を提示した。確定すれば、店舗当たり月約8万9760ウォン(約9900円)を1年間支払うことになる。
コンポーズコーヒー側は、加盟店オーナーへの同意調査は進行中で、共生に向けて努力していると説明した。
低価格コーヒー業界では有名人モデルの起用が一般化している。メガMGCコーヒーはサッカー選手ソン・フンミンを長期モデルに起用し、最近はNCT WISHとの協業イベントも展開している。ザ・ベンティの新モデルには俳優パク・ジフンの名前が挙がっている。
広告宣伝費も増えている。メガMGCコーヒーを運営するアンドハウスは2025年に322億ウォン(約35億4000万円)を支出し、前年より71.3%増えた。コンポーズコーヒーも101億ウォン(約11億1000万円)と30.1%増加した。
専門家は、加盟本部と加盟店の費用分担の公正さが共生の鍵だと指摘する。本社の収益が大きいならモデル料の相当部分を本社が負担し、広告費を抑える別の方法も検討すべきだとしている。
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