
韓国の多目的実用衛星(アリラン)6号の打ち上げが、2027年第2四半期に延期される見通しとなった。海外の相乗り衛星の開発遅延が理由だ。韓国の衛星が海外ロケットに同時搭載される外国衛星の日程に影響を受ける形となり、独自の宇宙アクセス確保の必要性が改めて浮き彫りになった。
オ・テソク宇宙航空庁長は24日、慶尚南道泗川の宇宙航空庁で開かれた記者懇談会で「海外の相乗り衛星の開発が遅れ、2026年内の打ち上げは難しくなった。現在は2027年第2四半期の打ち上げを目標に日程を調整している」と明らかにした。
アリラン6号は欧州アリアンスペースのベガCロケットを利用する予定だったが、一緒に搭載される海外衛星の開発が遅れ、打ち上げ日程も再調整された。
宇宙航空庁は打ち上げサービス提供会社と複数の代案を検討したが、現時点では2027年第2四半期の打ち上げが現実的な選択肢だと説明した。
オ・テソク氏は「契約を解除しても、すぐに別のロケットを確保するのは難しい状況だ。さまざまな案を検討した結果、2027年第2四半期に延期することが次善策だ」と述べた。
今回の事例は、韓国の衛星打ち上げが海外ロケットと共同搭載衛星の日程に左右されざるを得ない構造的限界を示している。近年、世界的に打ち上げ需要が急増し、希望する時期にロケットを確保することもますます難しくなっている。
これを受け、宇宙航空庁は国内打ち上げインフラの拡充にも速度を上げる方針だ。
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