
韓国の主要流通企業は、2026年4~6月期に百貨店事業の好調を背景に、売上高と収益性の両面で堅調な実績が見込まれている。株式・半導体市場の活況や外国人客の増加で、高級品や衣料品など利益率の高い商品の販売が伸びるとの見方が強い。
大信証券によると、新世界の4~6月期予想平均は売上高1兆7939億ウォン(約1973億円)、営業利益1430億ウォン(約157億円)。前年同期比でそれぞれ5.9%、89.9%増となる。高級品や衣料の好調に加え、免税店、インターナショナル、カサミアの黒字化も期待される。
ロッテショッピングも売上高3兆5603億ウォン(約3916億円)、営業利益1088億ウォン(約120億円)と、それぞれ6.3%、168.9%増が予想されている。明洞、蚕室に加え、釜山を訪れる外国人観光客の増加で主要店舗の売り上げが伸び、子会社の収益改善も見込まれる。
現代百貨店は予想が分かれる。平均では売上高1兆583億ウォン(約1164億円)、営業利益828億ウォン(約91億円)と小幅減だが、IBK投資証券や大信証券は百貨店の強い伸びと免税店改善を評価し、増益を見込む。一方、ユジン証券はジヌスの不振が重荷になるとみている。
下半期も前向きな見方が多い。証券街は株式や半導体市場の好況に伴う成果給、不動産や賃金上昇による資産効果、外国人需要、各社の事業構造改善が百貨店3社の業績と株価を押し上げる可能性があると分析している。
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