
韓国のバラエティー番組などに出演歴がある元実業団テニス選手の30代のコーチの男が、交際相手との性行為の場面を撮影し、無断で流布したとして、性暴力処罰法違反(カメラ等利用撮影物頒布)の疑いで検察に送致された。また、この動画の共有を受けて視聴した、有名デュオ歌手出身のユーチューバーの配偶者である女性も同法違反(所持等)の疑いで送致され、起訴猶予処分を受けた。
ソウル警察庁が5月末に在宅送致した内容によると、男は2024年中ごろから2025年4月にかけて、当時交際していた女性との性行為の場面を複数回にわたり撮影し、同意を得ずに別の女性に送信した疑いが持たれている。被害女性のほかにも、少なくとも2人以上の被害者がいるとみられる。
一方、警察は男が動画を「密かに撮影した」とする容疑については、証拠不十分などを理由に不送致とした。これに対し、被害女性は不服として異議申し立ての資料を提出し、補完捜査や余罪の追及を求めている。
男から動画の共有を受けた女性は長年の知人で、動画や写真を受け取って視聴したほか、男と被害女性の身体について会話したり、自ら資料を要求したりしていたとされる。
女性側は動画の受領を認める一方、「男が突然送ってきた」と主張。女性の配偶者は「妻も衝撃を受けている。当惑して制止する思いが浮かばなかった」とし、連絡先を知らないため被害女性への謝罪が遅れていると説明した。しかし、実際には女性側が事件を巡って被害女性と会話を交わしていた事実も把握されている。男側も被害女性への謝罪はしておらず、「弁護士と協議している」とコメントしている。
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