2026 年 4月 11日 (土)
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韓国の現代自動車・起亜「過去最高の売り上げ」でも利益減少へ

現代自動車本社(c)news1

韓国の現代自動車と起亜は、2026年1~3月期に過去最高の売り上げを記録する見通しとなった。一方で、米国の関税負担などの影響により、営業利益は大幅に減少する見込みだ。

金融情報会社の集計によると、現代自動車の売り上げは約46兆ウォン(約5兆600億円)、起亜は約29兆ウォン(約3兆1900億円)と予想され、両社合計では75兆ウォン(約8兆2500億円)を超えるとみられている。いずれも四半期ベースで過去最高となる見通しだ。

売り上げ拡大の主な要因は米国市場での販売好調だ。両社の米国販売台数は前年同期比2.6%増の約43万台に達し、特にハイブリッド車の販売が53%以上増加した。単価の高い車種の比率上昇により、平均販売価格も押し上げられた。

さらに、為替レートが1ドル=1500ウォン台までウォン安に振れたことも、海外売り上げのウォン換算額を押し上げる要因となった。

一方で収益面では厳しい状況が続く。米国による約15%の関税適用により、現代自動車は約1兆ウォン(約1100億円)、起亜は6000億~8000億ウォン(約660億~880億円)規模のコスト負担が発生する見込みだ。加えて、為替上昇に伴う販売保証引当金の増加や販売促進費の拡大、リコール関連の一時費用も利益を圧迫している。

この結果、営業利益は現代自動車が前年比約19%減、起亜も約19%減と、いずれも二桁の減益が予想されている。

市場では見方が分かれているものの、多くの証券会社は1~3月期が業績の底になるとみている。下半期には関税の影響緩和や新車投入の効果が本格化し、業績回復が期待されている。

現代自動車はハイブリッド車のラインアップ拡充、起亜は電気自動車の新モデル投入を通じて、収益性の改善を図る。

(c)news1

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