2026 年 3月 13日 (金)
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韓国・生後4カ月乳児虐待死で厳罰求める請願…賛同5万人超

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韓国全羅南道麗水で生後4カ月の乳児が虐待により死亡した事件を受け、児童虐待の処罰強化を求める国会請願が韓国で大きな反響を呼んでいる。

国会の国民同意請願掲示板に5日掲載された請願は、10日午後4時時点で5万7829人の賛同を集めた。国民同意請願は公開から30日以内に5万人以上が参加すると、国会の所管常任委員会に送られ審査される仕組みとなっている。

請願を投稿したのは17歳の高校生で、「自分で身を守れない乳児が最も近い保護者である親から虐待され命を落とした事実があまりにもつらい」と訴えた。

請願では、児童虐待致死や重傷事件の法定刑引き上げ、1歳未満の乳児を対象とした犯罪の加重処罰、繰り返し虐待する加害者への減刑制限、保護者による虐待犯罪の処罰強化などを求めている。

大韓児童虐待防止協会も強い懸念を示した。同協会は「児童虐待による死亡事件は多くが家庭内で起きるため詳細が知られないことが多い」と指摘した。

今回は家庭用カメラ映像があったことで虐待の実態が明らかになったとしたうえで、「韓国では乳児殺害の刑量が比較的軽く、多くが10年以内にとどまっている。児童殺害罪として最高刑を科すべきだ」と主張した。

事件では、実母が2025年10月22日、麗水の自宅で生後4カ月の息子に暴行を加えた後、浴槽に放置して死亡させた疑いで起訴された。

乳児は肋骨など23カ所を骨折しており、死因は多発外傷による出血性ショックと多臓器不全と確認された。司法解剖では、溺死の前から繰り返し外傷を受けていた可能性が指摘されている。

実父も児童虐待放任の罪で起訴され、2人は当初虐待を否認していたが、家庭用カメラ映像が提示された後に認めた。ただし殺害の故意は否定している。

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