
ソウルで発生した「江北モーテル連続殺人事件」で、殺人罪などで起訴されたキム・ソヨン被告(20)の身元が公開された後、過去の行動をめぐる証言が周囲から相次いでいる。
キム・ソヨン被告は2024年、ソウルの青少年センターに通っていた当時、利用者の持ち物が相次いでなくなる出来事に関連して名前が取り沙汰されていたという。
センター利用者の間では、生活が困窮していたキム・ソヨン被告が財布やワイヤレスイヤホンなどの私物を盗んだのではないかとの噂が広がっていたとの証言が出ている。
この施設は、学校に通っていない24歳以下の若者を対象に学習や活動を支援する機関とされる。キム・ソヨン被告は窃盗問題への関与疑惑が浮上した後、最終的にセンターから退所措置を受けたと伝えられている。
また、以前通っていた高校も同様の窃盗問題を理由に退学したとの話もあるという。
当時センターで親しくしていた知人は、財布とワイヤレスイヤホンを盗まれたと主張している。この知人が施設内の防犯カメラで状況を確認しようとすると、キム・ソヨン被告は「カメラが故障している」と説明して回避しようとしたが、後に虚偽と分かったとされる。
知人によると、財布は返却されたものの、イヤホンについては「中身を壊してトイレに流した」と説明され、空のケースだけが返されたという。
別の知人も「キム・ソヨン被告と一緒にいると物がなくなるという話が広まっていた」と証言し、施設内でも備品などが頻繁になくなり疑問の声が上がっていたと話している。
さらに別の知人も、キム・ソヨン被告と初めて会った日に財布を紛失したとされる。
キム・ソヨン被告は2025年12月14日から2026年2月9日まで、20代男性3人にベンゾジアゼピン系薬物を混ぜた飲料を飲ませ、2人を死亡させ、1人を意識不明にさせた疑いが持たれている。
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