
韓国で小麦粉価格をめぐる談合疑惑が浮上するなか、値下げの動きが広がり、製菓・製パン業界も原価低下分を反映した価格引き下げに踏み切った。
パリバゲットは3月13日からパンやケーキなど11品目の価格を引き下げる。最近の小麦粉値下げ以降、製菓・製パン業界で実施される初のパン価格引き下げとなる。
パン6品目は100ウォン(約11円)から最大1000ウォン(約110円)値下げする。希望小売価格基準で、あんパン1600ウォン(約176円)→1500ウォン(約165円)、ソボロパン1600ウォン(約176円)→1500ウォン(約165円)、シュークリームパン1600ウォン(約176円)→1500ウォン(約165円)など。人気キャラクターケーキ5種も最大1万ウォン(約1100円)値下げする。
CJフードビルが運営するトゥレジュールも、パンやケーキなど17品目の供給価格を平均8.2%引き下げる。主力商品のあんパンやマグマグ栗食パンなど16品目は、来月12日から100ウォン(約11円)~1100ウォン(約121円)値下げする。人気キャラクターケーキ「ラッソ・ベリーグッドデー」も1万ウォン(約1100円)引き下げる。
今回のパン価格引き下げは、政府が“パンフレーション”の原因と指摘してきた小麦粉業界の談合疑惑について本格審議に着手した後に実現した点で注目される。原材料価格の変動を反映する動きが、業界全体に広がる様相だ。
実際、CJ第一製糖と三養社は2月初め、小麦粉製品価格を最大6%引き下げた。特にCJ第一製糖は2月26日、小麦粉製品価格を平均5%追加で引き下げると発表した。1月初めに業務用小麦粉を平均4%、2月初めに家庭用製品を平均5.5%下げたことに続く措置だ。
業界関係者は「小麦粉はパン原価の中で大きな比重を占める核心原材料だ。最近の値下げで製菓・製パン業界の負担が一部軽減されたとみられる」と話している。
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