2026 年 3月 11日 (水)
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韓国・李在明大統領、新年会見で173分の直言…「低姿勢?北朝鮮と一戦交えるのか」

1月21日、青瓦台迎賓館で開かれた新年記者会見で質問に答える。イ・ジェミョン(李在明)大統領が

韓国のイ・ジェミョン(李在明)大統領は21日、新年記者会見を開き、政権2年目の国政構想を示した。「共に成し遂げる大転換、皆が享受する大跳躍」をテーマに青瓦台迎賓館で開かれた会見は173分に及び、文民政府以降で最長となった。内外メディアの記者約160人が出席し、25の質問が相次いだ。イ・ジェミョン大統領は持ち味である率直な話法で、すべての質問に答えた。

◆「難題は検察改革とイ・ヘフン」

イ・ジェミョン大統領は、自身が直面する難題として検察改革と、補佐官へのパワーハラスメントや不正住宅申請疑惑が取り沙汰されているイ・ヘフン企画予算処長官候補を挙げ、各種論争について見解を示した。

イ・ジェミョン大統領はイ・ヘフン候補について「問題があるように見える点もあり、国民が疑問を抱く部分もある」としながらも、「本人の説明も聞くべきではないか」と述べた。

そのうえで「補佐官に対するパワハラがあったのかどうか、我々にどうして分かるのか。その陣営から5回も公認を受け、3回国会議員に当選したが、これまで大きな問題提起はなかった人物だ」と語り、「(国民の力が)内部情報を盾に、裏切り者を処断するかのように攻撃する姿は、当事者の問題であると同時に、これが政治なのかと考えさせられる」と批判した。

検察の補完捜査権を巡り、与党内から検察改革への本気度を疑う声が出ている点についても、「これまで検察から受けた仕打ちはどれほどか。国が滅びかけ、私自身も命の危険にさらされた」と吐露した。「政府が検察に補完捜査権を与えようとしていると決めつけ、『裏切った』と支持撤回を叫ぶ声がある」とも語った。

そのうえで「検察改革の核心は、検察から権力を奪うこと自体ではない。それは手段であり過程にすぎない」とし、「最終目標は国民の権利救済、人権の保護、加害者を適切に処罰することだ」と強調した。

◆対北朝鮮政策批判に強い反発

イ・ジェミョン大統領は、政府の対北朝鮮政策を「低姿勢だ」と批判する声に対し、強い口調で反論した。韓国株式市場が低評価にとどまる理由の一つとして朝鮮半島リスクを挙げ、「低姿勢だと言うが、高姿勢で北朝鮮と一戦交えるのか」と指摘した。

最近の無人機北朝鮮侵入事件を巡り、政府の姿勢を批判した一部報道を念頭に、「愚かな新聞社説だ。高姿勢でぶつかれば経済が崩壊する」と一蹴した。さらに「家長が怒りっぽくないからといって、毎日仕事に通うのではない。生活のために我慢すべきは我慢し、説得し、なだめるのだ」と例え話で反論した。

◆「私は妻を愛している」

イ・ジェミョン大統領は、カン・フンシク(姜勲植)大統領秘書室長の地方選挙出馬の可能性を問われ、ユーモアを交えた回答で会場を沸かせた。

記者が「支持者の間では、大統領と秘書室長が愛し合う関係だと言われているが、愛しているからこそ地方選挙に送り出せるのか」と質問すると、「私は自分の妻を愛している」と即答し、笑いを誘った。カン・フンシク秘書室長も笑いながら首を振った。

イ・ジェミョン大統領は「皆を愛している」と述べたうえで「誰がどんな政治的選択をするかは、私が指図できないし、予測不能だ。政治は生きたカエルのように、どこへ跳ぶか分からない」と語り、出馬の可能性に含みを持たせた。

◆文化・芸術支援にも言及

イ・ジェミョン大統領は、文化・芸術分野への支援の必要性にも触れた。「花は華やかに咲いているが、根が腐っている」と述べ、オンライン動画配信サービスを念頭に「“何とかフリックス”にすべて奪われ、国内作品の制作が成り立たないと言われている」と指摘した。

「このままでは国内業界が生き残れない。制度的補完も制作費支援も必要だ。やるべきことは多いが、今はかなり不足している」と語り、対策の必要性を訴えた。

(c)news1

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