2024 年 4月 30日 (火)
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韓国大手のシングルプレイRPGゲーム、グローバルで100万本を突破

「偽りのP」100万枚突破(c)KOREA WAVE

韓国の大手オンラインゲーム会社「NEOWIZ(ネオウィズ)」は17日、シングルプレイアクションRPG「Lies of P(偽りのP)」のグローバル累計販売数が100万本を突破したと明らかにした。

世界で正式に発売されて約1カ月で達成した。15日現在でグローバルPCプラットフォーム「スチーム」「プレイステーション(PS)4・5」「エックスボックス(Xbox)」のデジタルやコンソールパッケージ販売数を集計した結果だ。北米、欧州、日本など海外での販売が90%以上を占め、特に、プレイステーションのデジタルやハードパッケージ販売量が目立つ。損益分岐点もすでに越えた状態だ。

「偽りのP」は「ピノキオ」という古典を新しく解釈した新規の知的財産権(IP)ゲームであり、NEOWIZが初めて挑戦したソウルライクジャンルなどさまざまな限界を克服して成し遂げた成果という点で意味がある。

伝統的にコンソールゲームの需要が多い北米・欧州市場で認められたと同時に、韓国産AAA(トリプルA)級コンソールゲームで成し遂げた成果という点で、国内ゲーム市場の多様性確保にも寄与したという評価を受けている。

「偽りのP」は先月19日の発売以来、世界市場で着実に販売数を伸ばしている。「偽りのP」は9月18日~24日の販売実績が英国やフランスではビデオゲームボックスチャート3位を記録。ドイツプレイステーション5チャート1位、日本3位、そして米国とカナダでもチャートに上がった。

その年の最高のコンピューターゲームを表彰する「Golden Joystick Awards」で「Best Visual Design」部門の候補作に名前を連ねている。また「ゲームズコム2022」3冠達成に続く2回目の受賞可否にも注目が集まっている。

9月14日に公開されたメタクリティック(Metacritic)レビューでは「魅力的なストーリー」「強固な世界観」「今年発売された最高のソウルライクゲーム」など、肯定的な評価が続いている。17日現在、メタクリティック(PS5)点数は80点を、スチーム利用者の「非常に肯定的」という評価は89%を記録している。

NEOWIZのキム・スンチョル共同代表は「我々にとって『偽りのP』は挑戦の連続だった。世界市場で韓国コンソールゲームの可能性を立証したように思う。現在開発中の『偽りのP』DLC(拡張コンテンツ)と次回作にも期待してほしい」と話している。

(c)KOREA WAVE

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