2024 年 4月 23日 (火)
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韓国型戦闘機KF-21「暫定戦闘用適合」判定…戦力化の基盤づくり

韓国型戦闘機KF-21試作4号機(写真共同取材団)(c)news1

韓国の国産戦闘機KF-21「ポラメ」が当初の計画より6カ月早く「暫定戦闘用適合判定」を受けた。今年11月に予定していた判定を、防衛事業庁が16日に完了した。

暫定戦闘用適合判定とは航空機・艦艇のように開発から生産まで時間がかかる兵器の迅速な戦力化のため、研究開発中に量産を推進する手続きだ。これは、小型武装ヘリコプター(LAH)、超音速高等訓練機(T-50)の開発にも適用された。

KF-21は1号機が昨年7月に初飛行して以後、今年3月までに1~4号機の飛行試験が相次いだ。約200回の飛行試験を通じて航空機速度、戦闘行動半径、離着陸距離など260余りの試験項目をクリアした。

防衛事業庁は今後、KF-21の飛行領域を広げ、航空電子性能試験とともに空中給油、空対空ミサイル誘導発射、電子戦装備などの試験を順次進める。最終的な「戦闘用適合判定」は2026年に出す方針だ。

防衛事業庁は来年上半期にKF-21を製造する韓国航空宇宙産業(KAI)と量産契約を結び、2026年下半期からの戦力化に乗り出す。空軍は2032年までにKF-21戦闘機120機余りを導入する予定だ。

(c)news1

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