2024 年 5月 20日 (月)
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韓国・秋夕連休の海外旅行「ヨーロッパvs日本」…航空便、大半が締切「目前」

利用客でにぎわう仁川国際空港第1旅客ターミナルの出国場(c)news1

韓国で秋夕(チュソク、陰暦8月15日の節句、今年は9月29日)の連休を控え、欧州・米州などへの旅行予約が大盛況だ。1日休みを取れば6連休になることもあって、長距離旅行の予約は既にいっぱいになりつつある。業界は新型コロナウイルス禍が収束した影響と分析しており、路線の増便も相次いでいる。

ある旅行誌によると、9月28日~10月3日の長距離商品割合が全体の49%に達し、夏休みシーズン(7月28日~8月6日)の46%より3ポイント高かった。中でもスペイン、イタリア、英国、スイスなどが人気で、既に座席の89%が埋まった路線もあるという。

米国・カナダなどへの旅行需要も急増しており、カナダ・バンクーバー便は連休の出発便がすべて満席、ニューヨーク便とロサンゼルス便も92%が埋まった。

ハナツアーの関係者は「秋夕連休のヨーロッパ地域の先行予約率が非常に高い」とし、需要の増加に合わせてクロアチアのザグレブへ単独チャーター機を3回運航するなど供給を拡大した。

最近は、大手旅行会社同士で座席を分けて予約を受け付ける「連合チャーター機」の運営も増えており、ギリシャ、スペインのバルセロナ、カナダのケベック、イタリアのヴェネツィアなど長距離路線に投入されている。

バカンス族を狙った旅行会社のプロモーションも盛んだ。旅行プラットフォームKLOOKは31日まで日本・東南アジア主要旅行地商品を最大50%割引し、ホテルズドットコムは20日まで国内外宿泊施設平均20%割引イベントを開催している。

業界関係者は「繁忙期を避けて遅くバカンスに行こうとする人が目立って増えた。今後は短距離旅行地を中心に秋夕ゴールデンウィーク期間の予約率はさらに増加するだろう」と語った。

(c)news1

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