2024 年 5月 8日 (水)
ホーム経済不動産韓国・不動産不況なのに「漢江ビュー」高級マンション価格は急騰

韓国・不動産不況なのに「漢江ビュー」高級マンション価格は急騰

ソウル市龍山区南山Nタワーを訪れた市民らが都心のマンション団地を眺めている(c)news1

不動産不況が続いているというのにソウル・漢江(ハンガン)沿いの高級マンション価格が上昇している。50億ウォン(1ウォン=約0.114円)前後の高値取引が相次いでいる。

韓国国土交通省の取引価格公開システムによると、ソウル市瑞草区盤浦洞(ソチョグ・バンポドン)の「レミアンワンベイリー」は先月10日、専有面積116平方メートル(46坪)の部屋が54億5000万ウォンで取引された。それまでの売買価格53億5000万ウォンより1億ウォン上がり、最高価格を記録した。

8月末に入居が始まった「レミアンワンベイリー」は盤浦漢江公園、セビッ島付近にある漢江ビューの高級マンション。59平方メートル(24坪)の部屋も先月17日、29億ウォンで売れた。

漢江の眺望が可能な龍山区二村洞(ヨンサンク・イチョンドン)の「レミアンチェリタス」は9月、47階の124平方メートル(51坪)が52億ウォンで取り引きされ、最高値を更新した。

城東区(ソンドンク)の最高級住商複合マンションに挙げられる聖水洞(ソンスドン)「トリマジェ」は84平方メートル(37坪)の部屋が今月9日、31億ウォンで直取引された。直前の最高価格は今年6月、30億ウォンだった。

専門家は金利と資金調達環境の悪化の影響が中・低価格地域に集中しており、高価地域と二極化現象が深刻化していると分析している。

(c)news1

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