2024 年 5月 5日 (日)
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韓国ビューティー業界、“リブランディング”に死活…グローバル市場攻略、飛躍狙う

第15回K-ビューティーエキスポコリアで化粧品をテストする外国人参観客(c)news1

韓国ビューティー業界がリブランディング(rebranding)に力を入れている。海外市場への浸透を図り、飛躍を狙う戦略だ。

リブランディングは、経営者が交代したり、売り上げ低下の打開を図ったり、ターゲットを変更したりする際、ブランドを作り直すこと。ロゴや商品パッケージを真新しくすることのほか、時代や社会の変化に合わせて自社ブランドがどうあるべきかを考えて、変えていくことなども指す。

アモーレパシフィックの主要ブランド「雪花秀(ソルファス)」「イニスフリー」は北米市場を狙ってブランドのグローバル化を図る方針だ。

雪花秀はブランドロゴを従来の漢字から英語に変えた。デザインも白地にオレンジ色の文字でシンプルにした。モデルも海外の知名度を考慮し、俳優ソン・ヘギョからグループ「BLACKPINK(ブラックピンク)」のロゼと俳優ティルダ・スウィントンに変更した。

イニスフリーは「アクティブ」というイメージを強化し、アルファベットで構成する新たなブランドアイデンティティを公開。ブランド固有のカラー「アクティブグリーン」で自然のエネルギーと行動的な雰囲気を強調した。

LG生活健康は中国が団体の観光旅行を解禁したのに合わせ、ラグジュアリーブランド「ザ・ヒストリー・オブ・フー」の代表製品「チョンギダン」をリニューアルした。

これは中国で最も人気のある製品の一つで、リニューアルは発売以来13年ぶり。パッケージのブランド表記を簡素化し、すっきりと読みやすいデザインにした。

(c)news1

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