韓国で昨年、自立型私立高校の生徒1人当たりの保護者負担金が最大約3000万ウォン（1ウォン＝約0.1円）を記録したことがわかった。子ども1人を自律型私立高校に行かせるために負担した金額が平均約862万ウォンだったが、一般高校の保護者負担より約19倍多い金額だ。
教育省、韓国教育開発院（KEDI）の「2022年学生1人当たり保護者負担金」資料を分析した結果によると、高校生1人当たり保護者負担金は862万4000ウォンだった。これは一般高校（46万6000ウォン）の18.5倍に達する。保護者負担金は授業料と入学金、学校運営支援費（授業料）、給食費、寮費などを含めた各種受益者負担金だ。高校無償教育が始まり、一般高校は授業料と教科書費に金がかからない半面、自私高は依然として保護者の負担が大きい。
類型別に見れば、全国単位の自私高の生徒1人当たりの保護者負担金は1223万7000ウォン、広域自私高は746万9000ウォンだった。保護者負担金が最も大きい自律型私立高校は、1年に3063万8403ウォンを払わなければならなかった。
自律型私立高校だけでなく、外国語高校と国際高校の保護者も毎年一般高校の10倍以上の費用を負担していることがわかった。昨年、外国語高校の生徒1人当たりの保護者負担金は759万8000ウォン、国際高校は489万9000ウォンだった。それぞれ一般高校の16.3倍、10.5倍の水準だ。
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