2024 年 5月 20日 (月)
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ソウル明洞のにぎわい…以前の「主役」は中国語、今は英語、ドイツ語、フランス語

(c)MONEYTODAY

子どもの日の連休最終日の6日午後、ソウル市中区明洞(チュング・ミョンドン)は、欧州や米国からの観光客でにぎわっていた。物価が安い影響もあり、以前の中国人に取って代わり、最近は欧州と米国の観光客の割合が急激に増えている。

ソウル地下鉄明洞駅を降りると、いたるところで英語やドイツ語、フランス語が聞こえ、北欧からの観光客も簡単に見つけることができた。

フランスから来たサンドラ・ジュダさん(26)は「スキンケア製品と食べ物を買うために友人と来た」と話した。「涙の女王」「イカゲーム」などをネットフリックスで見たというジュダさんは自然に韓国化粧品に関心を持ったといい、「フランスでオンラインで化粧品を買う半額だ」と喜んでいた。

友人のウィズベリーさん(27)も「サムギョプサルを食べるために明洞に来たが、パリの物価に比べれば食べ物の値段が本当に安い」と話した。

オーストラリアから来たソフィー・メチュースさん(31)は明洞に来る前に「ショッピングリスト」を作成。名札、手荷物の荷札、眼鏡入れ、手指消毒剤、リップバーム、小銭入れ、化粧品の小分け容器を買うためダイソーに行く予定だ。

ソフィーさんは「オーストラリアにもダイソーがあるが、ここのように7階建ての建物を丸ごと使うところはないし、比べものにならないくらい安く買える」と話した。釜山(プサン)や済州島(チェジュド)を2週間ほど旅したソフィーさんは「済州島では一行8人で黒豚を食べた。1人当たり2万ウォン程度。オーストラリアの半分の値段だ」と驚いていた。

明洞で働く従業員たちも欧米からの観光客の増加を実感している。化粧品店の店員は「新型コロナウイルス禍以前の水準にまで回復してはいないが、観光客が増えているのは事実。国と欧州からの割合が大きく増えた」と話した。

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