2024 年 5月 21日 (火)
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韓国・マンション駐車場崩壊事故…購入者がデモ「工事中断・精密な安全診断を」

デモを展開する購入者ら(c)news1

韓国ロッテ建設が工事を請け負ったソウル市江西区の「ロッテ・キャッスル・ルウエスト(LOTTE CASTLE Lewest)」で、コンクリート打設作業中に地下駐車場の底が崩れ落ちたことと関連し、マンションの購入者に安全を担保するという立場を明らかにした。

同マンションの購入者100人余りはこのほど、江西区庁でピケットデモを実施した。購入者らは江西区庁長との面談を要求する一方、直ちに工事中断と購入者が選定した業者による精密安全診断の実施を要求した。

事故は3日午後1時30分ころ、コンクリート打設作業中に地下駐車場の底が崩れ落ち、作業員2人が負傷した。

購入者らは区庁でデモを実施、「不良工事で駐車場も崩壊し、分譲者の胸も崩れた」「区民の自負心をロッテ建設が不良工事で崩壊させた」などと書かれたピケットを持った。

これに対して、江西区側は建築専門家などを呼んで説明しようとしたが、購入者と立場の違いが大きく、不発に終わった。

ロッテ建設側は「地下4階の中で『資材取り出し口』として使われた一部を塞ぐために作業を進め、その過程でコンクリートが地下5階に流れた。地下駐車場の崩壊とは違う。地下駐車場の安全に問題はなく、コンクリート打設中に一時的に高い圧力が作用し、問題が発生したようだ」としている。

(c)news1

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