2024 年 4月 16日 (火)
ホームライフスタイル韓国で服・靴が31年ぶり大幅な価格上昇…前年同期8%アップ

韓国で服・靴が31年ぶり大幅な価格上昇…前年同期8%アップ

ソウル市中区明洞通りの衣類売り場にTシャツがかかっている(c)news1

韓国では先月、消費者物価の上昇傾向が多少和らいだものの、衣類が31年ぶりの大幅上昇を記録した。原材料価格の高騰に加え、新型コロナの緩和で野外活動の需要が増えたのが主な要因とみられる。

統計庁の支出目的別消費者物価指数によると、先月の衣類や靴の物価は2020年を100とすると111.60で前年同期比8.0%上昇した。これは1992年5月(8.3%)以来の大きな上昇幅だ。5月の全体消費者物価上昇率(3.3%)と比べると約2.4倍になる。

衣類や靴の物価はコロナ拡大後、上昇傾向を見せ、ソーシャルディスタンスの確保が解除された昨年5月は3%台、11月からは5%台を記録。今年3月と4月は6%台まで急騰した。

先月の衣類・靴物価を品目別にみると、Tシャツが前年比14.3%と最も上昇幅が大きく、続いてワンピースと女性下着、子ども服・幼児服がそれぞれ13.7%上がった。

統計庁関係者は「昨年から綿花の価格や運送費など原価が上がり、価格上昇傾向が深刻化した。この傾向は今年も続くだろう」と予想した。

(c)news1

RELATED ARTICLES

Most Popular