
2026年上半期のKフード・Kビューティー輸出が過去最大を記録すると見込まれ、韓国の物流業界にも追い風が吹いている。内需市場が飽和するなか、グローバル直購入・逆越境ECが新たな成長分野として浮上し、物流各社はセラーの利便性を高めるコマース連携サービスを強化している。
中小ベンチャー企業省の「2026年1~5月中小企業4大有望消費財輸出現況」によると、5月までの輸出額は95億8000万ドル(約1兆5328億円)で、前年同期比16.4%増えた。けん引役はKビューティーで、中小企業の化粧品輸出額は28.6%増の40億9000万ドル(約6544億円)となり、過去最大を更新した。3~5月も月別最高を3カ月連続で塗り替えた。
Kフードも好調だ。農林畜産食品省によると、2025年の「Kフードプラス」輸出額の暫定値は136億2000万ドル(約2兆1792億円)で、前年比5.1%増だった。農食品輸出は10年連続で増加し、2025年に初めて100億ドル(約1兆6000億円)を超えた。
輸出拡大を受け、CJ大韓通運はB2C中心のフルフィルメントに大規模出荷とB2B配送を加えた「ザ・フルフィル・オールインワンパッケージ」を本格稼働させた。個人注文から大型EC向け納品まで一つの拠点で処理し、在庫管理、加工、出荷、配送を一括で担う。
韓進は小規模事業の販売者の販路開拓とマーケティング支援に注力する。「デジタルイージーオーダー」はライブ配信販売を通じ、商品キュレーションと生産者参加型コンテンツを強みにする。業界では、海外物流拠点の整備と国内外を結ぶインフラ構築が一段と重要になるとの見方が出ている。
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