2024 年 4月 30日 (火)
ホームライフスタイルファッションシャネルバックが1180万ウォン…ブランド品また値上げ「それでも買う」

シャネルバックが1180万ウォン…ブランド品また値上げ「それでも買う」

©NEWSIS

トップブランドが下半期も価格を上げそうだ。高級化戦略を強化し、ブランド価値を高めるためだ。価格の高止まりにもかかわらず、絶えない需要にブランド各社は好況に自信を持っている。

関連業界関係者によると、クリスチャン·ディオールとシャネルは来月から主要製品価格を約5%、10%ずつ引き上げる計画だ。ディオールは今年1月に価格を上げ、シャネルも今年1月と3月、2回にわたりシャネルを代表するハンドバッグの商品価格を上げた。

着実な値上げにシャネルのハンドバッグの価格は2019年に比べて最大2倍まで跳ね上がった。クラシックフラップバック(ミディアム)は2019年11月715万ウォンから現在1180万ウォンに達する。

グッチも今月に入って人気製品の価格を10%前後に引き上げた。今年2月以来、4カ月しかたっていない。エルメス、ルイ・ヴィトンも同じく今年初めに価格を引き上げた。昨年、それぞれ2回、4回ずつ価格を引き上げたことを考慮すれば、下半期に追加で引き上げる可能性がある。昨年、6回価格を引き上げたプラダは、今年も既に1月、2月、4月の3回価格を引き上げた。

©NEWSIS

ブランド品が大胆に価格を上げられる背景は、需要の高止まりがある。

米グローバルコンサルティング「ベイン・アンド・カンパニー」によると、今年のブランド市場は約3200億~3300億ユーロで前年比10~15%成長する展望だ。2025年には3600億~3800億ユーロとさらに大きくなる。

ブランド主要市場である中国で都市封鎖により売り上げが停滞したが、米国、欧州、韓国などその他の地域でリベンジ消費が起きたおかげだ。来年から中国市場まで加わることになれば、ブランド品市場の成長の勢いは数年間続くものと予想される。

これに加え、ブランド品は商品価値を上げるために希少性を強調する。路上で3秒に一度は目にするという意味の「3秒バック」、10代が両親にねだるという「フレックスバック」という別名を付けられないよう、購買制限に乗り出す。こうした戦略はすでにエルメスが使っている。

©MONEYTODAY

RELATED ARTICLES

Most Popular