2024 年 5月 5日 (日)
ホーム経済流通ため息が出る韓国の食品価格…上昇率、OECDの35カ国で3位

ため息が出る韓国の食品価格…上昇率、OECDの35カ国で3位

ソウルのある大型マート(c)news1

食料品・飲料など韓国の食の物価上昇率が経済協力開発機構(OECD)加盟国の中で3位を記録した。果物・野菜を中心に物価高が続いた影響とみられる。

OECDの集計よると、今年2月の韓国の「食料品や非主流飲料」の物価上昇率は6.95%でOECD平均(5.32%)を上回った。統計が集計された35の加盟国の中では、トルコ(71.12%)、アイスランド(7.52%)に次いで3番目に高かった。

ロシアによるウクライナ侵攻で、2021年まで5%水準を下回っていたOECD加盟国の平均食品物価上昇率は2022年11月に16.19%まで急騰。韓国の食品物価も同期間に5~7%上昇した。

韓国では昨年7月に3.81%で底を打った後、10月以後、再び5~7%台に上がり、今年2月にはOECD平均を超えた。

食料物価が急騰したのはリンゴ・梨など果物類の上昇のためだ。先月、リンゴの物価は1年前より88.2%上昇し、統計作成が始まった1980年1月以降、上昇幅が最も大きかった。

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