2024 年 4月 28日 (日)
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「半導体特性化大学」ソウル大学、成均館大学など8校選定…非首都圏5カ所

300mmウェハーについて説明するウェハー生産や供給企業アドバンテックの関係者(c)news1

韓国教育省と韓国産業技術振興院はこのほど、年間400人以上の半導体人材を養成するための「半導体特性化大学」8校を選定した。昨年発表した「半導体関連人材養成方案」に基づき、8校で毎年50人以上、計400人以上の半導体人材を養成する。総投入予算は今年の予算だけで540億ウォン(約59億円)という。

今年選定された大学は、首都圏3大学と非首都圏5大学だ。これらの大学は単独型(5校)と2~3大学が連合して参加する同伴成長型に区分される。

首都圏単独型としてはソウル大学・成均館(ソンギュングァン)大学が選ばれた。ソウル大学は回路・システムと素子・工程に特化した半導体トラックと先端融合学部半導体専攻を新設し、半導体人材を養成する。成均館大学は次世代半導体分野に特化した半導体トラック・融合専攻、半導体融合工学科を新設する。これら2つの大学には1校当たり45億ウォン(約5億円)が支援される。

首都圏地域の同伴成長型選定大学は、明知(ミョンジ)大学・湖西(ホソ)大学連合だ。これら大学連合は素材・部品・装備とパッケージングに特化した半導体工学と共同教育課程を運営する。支援金は70億ウォン(約7億7000万円)だ。

非首都圏地域では単独型として慶北(キョンブク)大学と高麗(コリョ)大学世宗(セジョン)キャンパス、釜山(プサン)大学が選定された。また、非首都圏同伴成長型としては全北(チョンブク)大学・全南(チョンナム)大学連合と忠北(チュンブク)大学・忠南(チュンナム)大学・韓国技術教育大学連合が選定された。

異議申し立てなどの手続きを経て最終選定された大学は、2026年までの4年間、財政支援を受けられる。

(c)news1

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