ゲームはストレスを減らし、情緒に肯定的な影響を与える――。韓国ゲーム産業協会と米国ビデオゲーム産業協会の研究でこんな結果が出た。
世界12カ国のゲーマー1万3000人の71％（重複回答可能）はゲームがストレスを減らすのに役立つと回答。「不安感を減らすのに役立つ」が61％「他人と自分を結びつけ孤立感・寂しさを軽減してくれる」も55％あった。
韓国ゲーマー1000人余りでは「ゲームが幸せになるのに役立つ」という回答が63％で最も多く、「孤立感・寂しさの軽減」が57％だった。
熱心なゲーマーと言えば引きこもりを思い浮かべがちだ。ソウル地下鉄新林（シンリム）駅で起きた無差別襲撃事件の容疑者も直前までの8カ月間、外出もせずにゲームばかりしていたとされる。しかし、今回の研究では、ゲームはオン・オフラインで社会性を高めると分析された。
世界的には全体利用者の51％がオンラインで、38％は対面でゲームをしている。韓国では対面でゲームを楽しむ割合が45％と高い。
杭州アジア大会で韓国は7つのeスポーツ種目で金メダル2個、銀メダル1個、銅メダル1個を獲得した。
研究報告書は「ゲームは年齢、性別、場所を問わず、さまざまな人々と楽しめる環境を提供する。現実逃避と関連付けられる傾向が強いが、友人との出会いの場として精神の健康増進のための道具として機能する」と強調した。
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